CLANNAD 第4回「仲間をさがそう」 の感想

今回の話は、題名どおり演劇部の仲間探し。
ヒロインズを廻りながら、「風子はKeyお家芸の生霊ですよ」フラグを立ててエンド。風子は原作でも渚とくっ付いたまま攻略できるキャラなのですよ。これまで展開早く女の子をとっかえひっかえして遊んでいた前振りがここにきて生きてきました。コネとツテが無ければ登場機会すらありませんしね。エロゲ原作でヒロインをとっかえひっかえして遊ぶという構図にしないために、「固定ヒロインを定めてそのヒロインと二人でその他の女の子'sの問題解決に付き合ってあげる」という手法が確立されつつある、と偉い人が言ってた。藤林姉妹も杏シナリオ以外の杏がカッケーと人気があるしね。

今回の時点でのイベント消化

  • 春原、藤林姉妹が仲間に加わり
  • 智代の生徒会長選挙のフラグが立ち、
  • ことみは「ちゃん付け」で呼んでね⇒実は朋也の幼馴染
  • 風子は実は生霊で、姉:公子さんと芳野裕介の結婚イベントの為に霊体が彷徨う。

やはり渚も一緒に連れまわして演劇部の再建を図る風景を視聴させるという展開だと見ていて面白い。特に、演劇部の再建のお手伝いを渚からの愛の告白だと勘違いして動揺する椋との絡みはまろやか。それに加え、お約束どおり妹を心配するという名目で「椋に告白するのが朋也だったら☆どうしよう」とドキドキしてスネークしにくる杏の心情描写にはcannot help ニヤニヤing.


ことみはキャラもシナリオも秀逸で好きなんだが、声が馴れないぜ。呼ぶときは「ことみちゃん」&おにゃのこ座りのまま向き回転、お弁当ご一緒と着実にキャラ立ちを計る。果たして朋也は両親の事故死によりココロを閉ざしてしまい友達も作らず難しい本ばっかり読んでることみちゃんの傷を癒すことが出来るのか!?


そしていつもの如く春原VS智代。何回も繰り返しているにも関わらず春原の行動原理はマンネリ化を防止するね。智代ちんの乙女らしくあろうと努力する姿は「戦闘系少女は不器用ながらも乙女に憧れを抱き女らしくあろうと空回りしちゃうの」というどこかで見た黒髪ツインテ少女を想起させます、古きよき時代のONE〜輝く季節へ〜。こちらとしては、「ほんとに疑うんならおっぱい触ってみろ、柔らかいから」と智代が誘い受けをし、心優しき朋也がほっぺたをむにっとして「柔らかいから智代は女の子だよ」とのたまうシーンを見たいんですけど、ちゃんとやってくれるよな!!このシーンは智代シナリオの中でも破壊力バツグンだと思います!!


他のひとびとの感想

2007-10-26

演劇部への勧誘のはずが風子の身の上話にすり替わり、風子が噂の幽霊じゃないかと言うファンタジー展開へ。風子の姉は、前回、古河パンに来てた伊吹公子。公子の結婚相手は、これまた前回、電気工姿で登場していた芳野祐介。本人は入院中で、生霊が闊歩してるネタは、思いっきり「Kanon」のあゆシナリオの二番煎じでセルフパロみたいなものだし新鮮味にも欠けるから、アニメ版で最初に攻略するルートとしては妥当な選択かも。原作でも、渚ルートと風子ルートは途中まで同時進行可能だから、渚を物語の軸にしたまま風子を絡めても上手く発展できそうだ。