CLANNAD 第5話「彫刻のある風景」 の感想

今回から風子ルートに突入。Keyお家芸「困った女の子の力になります」が光ります。
しかし、創立者祭で渚の演劇フラグを立てて置かないと渚ルートに戻ってこれないぞ。いつ演劇を発表するんですか。そしてこの作品で鍵となる「光の玉」が飛んでいる描写が登場。この「光の玉」はそれぞれ「人が抱える思い」でこの人々の絆により渚の死亡フラグが回避されるのですよ。


風子が生霊であることを確かめるために実家訪問。風子の姉公子に朋也との関係で弄られる渚が可愛すぎる。この舌足らずのところがいい味を出してるね。そして、さり気無く風子のことを尋ねるがやっぱり入院したままで、しかも風子以外に婚約の件を喋ったことがないといぶかしまれる。最初は生霊なんて信じていなかった朋也も次第に信じざるを得ず。

お姉ちゃんの結婚式に参列してくれるようにヒトデを配り続ける風子。朋也メンバーズにはすんなりと受け入れてもらえるも、一般人にはそうはいかない。


風子が事故に会う前に少し喋ったことのある三井さんには「三年生は受験なのよ」攻撃を食らう。まぁ、この気持ちも分からんでもないがな。将来の先行きが不安で、勉強しても希望する大学に入れるかどうか分からず、焦燥感に駆られ、「模試は出来ない問題を確認するためにあり間違った問題を復習することこそが大事なのに結果に一喜一憂しE判定という現実に死にたくなる」と死屍累々の態を示すのが進学校というものだよ。



しかも自分の実力とやりたい学問をよく考え身の丈にあった大学を選べばいいのに、無理してレベル高い大学落ちて、浪人しても届かず、結局は地元の国立大学に入るハメになったら一生学歴コンプを引き摺ったまま大学ライフを送ることになるかもしれない。最初から、地方駅弁大学はいっとけよってね。三井さんのような人物は大学に落ちやすいんだよ、これが。


そんな人物を尻目に、高校の授業を受けてみたかったという風子のために、手作り授業を作成。一般的な現実の高校三年生という三井さんを出すことによって、朋也メンバーズがより一層対比される。故意に作られた安易でチープな幻想世界であるけど、この手作り感いっぱいが思いやりをあふれ出させる。朋也ホイホイで付いて来てくれる杏姉さんもナイスです。ああ、けどライターの麻枝さんのことですから、ホントは三井さんも風子のことを実は気にかけており、勉強が大事だけど仕方ないわねとか言って戻ってくる展開になることを予想。

他のひとびとの感想

2007-11-02

  • 朋也は自分が抱えてる背景からして醒めてるところがあって現実主義なので、渚が一緒にいることは、精神的負担の軽減という意味でも、物語を進める上でもかなり重要になってきてる。
  • 公子さんにボーイフレンドと言われて動揺する渚の照れ顔がやべえ!何だあの破壊力は。

  • 学校の授業なんて、風子も小学校や中学校は普通に受けてたはずだし、そこまでハートフルな話じゃないと思うんだけど、こういう展開があって初めて、Keyヒロインに多い精神的に幼いアホの子設定が良い方向に作用すると言うか、真価を発揮するよね。
  • 公子の結婚式イベントを創立者祭に合わせるなら、渚の演劇はどうなるんだろうなあ。いつ発表するつもりだ。

CLANNAD 第05話「彫刻のある風景」 - たまごさんど研究会
キャプのまとめ。どのキャプを持ってくるかでその人のセンスが。

今まで四話放送したけど、一度もヒロインのような立場の古河渚が可愛いとか思わなかったけど、今日は作画か演出の影響か、小さな動作が可愛く見えた。古河一家+伊吹風子でヒトデを彫ってる絵はちょっとおもしろかった。
ていうか、自分も星だと思ってたのに…(笑) このヒトデは何か意味があるんだろうか??

CLANNAD 第5話 『彫刻のある風景』 - 謎鳥
アニメ版だと椋の魅力が光る。

それにしても入れ替えの悪戯に付き合わされて戸惑う椋がやっぱ可愛すぎ。
風子も名台詞の「最悪です」が飛び出したりして個性出てきましたが、
アニメ版見て一気に自分の中での株が上がってるのはやっぱ椋です。
ちょっとだけ資料室にも場面がいってゆきねぇが出てきましたが
早く「ゆきねぇ!かくまってくれ!」のような不良たち窓から侵入が見たいものです