CLANNAD 第6回「姉と妹の創立者祭」 の感想

京都アニメーションといえば様々な小ネタを用いてくることで有名ですが、今回のお話では最初から最後まで小ネタオンパレード。鍵信者がニヤリとするのものは勿論、元ネタに興味を持った新入りさんにググらせAIRKanonをプレイさせしめんとする作戦だな。早苗さんとのやり取りから、度重なる風子いじり、けろぴー樋上いたるに、いやっほぉー、岡崎最高!!



そんなわけで内容の方をば。
あいかわらず風子のヒトデ配りは続けらており風子崇拝者も出てくるが、一向にはかどらない。そんな姿を見た朋也は創立者祭にかこつけてヒトデを配る作戦を取る。風子の様子を見守る中、渚が朋也きゅんに「私たちなんだか風子ちゃんのお父さんとお母さんみたいです。」と夫婦発言をして自爆する姿はいい味出してるぜ。渚と朋也は念話できるようになるまで関係を深め、風子の姉公子先生を創立者祭で逢わせようと一計を図る。

そして創立者祭当日。徹夜でヒトデを彫りトリップした風子をおんぶしながら学校へ。なんかもう、朋也と渚は完全に夫婦の会話だな。創立者祭では、朋也ファミリー杏&椋の活躍により喫茶店の手伝いをしながらさり気無くヒトデを配ることに成功。朋也の策略どおり学園祭のエートスに触れて生徒さんたちは次々とヒトデを受け取っていく。

創立者祭の陰で朋也と渚のスーパー夫婦タイムも発動していく。
渚も飛び入りで喫茶店を手伝い、朋也はそれを見て「サマになってる(のでかわいいぜ)」と褒めるも、渚は鈍いのでウェイターの役割が褒められたのだと勘違い。舞台を眺めながら「学園祭では、演劇部として立てるといいな」と渚を気遣う朋也。姉のために頑張る風子の姿を見て、頑張ることの本当の意味での大切さを知る渚。そんな姿を見て純粋に頑張れる素直な渚に惚れ直す朋也。ああ、もう汐の誕生が楽しみだなぁ。

そんなこんなで、今回の物語は終焉へ。Keyお家芸の「人の善意を信じます」フラグが発動し、前回ヒトデを拒否した三井さんもテスト前じゃなければ結婚式に出てもいいわと改心。三井さんがヒトデを受け取ったときの風子の表情といったらなんとも言えない。ラストで、ようやく風子と公子の姉妹での御対面。だが、風子先生には朋也と渚の姿しか見えない。やはり風子は生霊で、その生霊という存在を否定するものたちには見えないのか!?



他の人々の感想

2007-11-09

風子のお父さんとお母さんみたいと言う例えで、また恥ずかしがってる渚が可愛すぎるんですが。もう、意識しまくりですな。良いぞ、もっとやれ。(中略)Keyの作風を熟知してるファンなら、風子が生霊でもすんなり納得できるんだろうけど、これだけ見ると、風子の入院で心が病んでしまった公子が、風子の姿を認識できない精神病にかかってるって解釈をした方が、ファンタジー要素が薄れて一般的なのかも。

この解釈の仕方はなかった。さすが御大だけあって幅広い視野をお持ちでいらっしゃる。
この見方だとまた違った物語が語れるような気がする。