さくらシュトラッセ 「ルゥリィ」シナリオ の感想・レビュー

捨て猫が飼い主を見つけ出すおはなし。獣姦!獣姦!

ルゥリィの人物像とおおまかなシナリオ

ルゥリィは魔女っ子マリーの粋な使い魔の黒猫ちゃん。マリーの魔法でニンゲン形態にもなれちゃうの。その性格はクールで無口でツンデレだ!!ドイツにいた頃在独日本人に飼われていたけど、日本に帰還するときに連れて行ってもらえなかったの。それ以来ニンゲンを憎むようになっちゃったんだけど、それは愛情表現の裏返し。ホントは元の飼い主を思って枕を涙で濡らさぬ日はなかった。


春美は実は猫が苦手。だけどそんな弱みは見せられないから気丈にもルゥリィと接していく。野良猫にエサをやるその日常的な優しさはルゥリィの心をロックオン!!その期待に応えるため猫が苦手だけどなんとか克服しようと頑張る春美。けどその弱点は容易に露呈し、ベッドに潜り込んできたところを壁に投げつけちゃうの。二人の仲は大ピンチ。それでも捨て猫事件を経てすっかり猫嫌いを克服する。捨て猫は本当はただの迷い猫で分かれるときに涙しちゃうってのも有り勝ちなパターンだけど、ルゥルィも捨て猫で一緒に傷を舐めあいたかったっていう魅せ方がちょっと新鮮だったかな。

二人の情交は次第に深まっていくけど、そこへルゥリィの本当の飼い主が出現。これまた本当は棄てたわけじゃなくて、引越しのゴタゴタに巻き込まれて今でも探しているとのこと。春美のことは好きだけど、やっぱり本当の飼い主のことは忘れられない。だってそのためにドイツから来たのだもの。春美はその心情を見抜き、ルゥリィの本当の幸せを願って、使い魔の契約解除を申し出る。ルゥリィの本当の幸せのための自己犠牲。少しの微笑みと寂しさが残って青春に墓標を立てたよエンド。だがここでご都合主義発動!!使い魔契約を解いても変身魔法は別系統だったよでハッピーエンド!!