雑録

この青空に約束を―「沢城凛奈シナリオ」の感想レビュー

頑なに他人を拒む孤独不良体育系少女をオープンハートさせるおはなし。

沢城凛奈のキャラクター表現とフラグ生成過程。

凛奈ちんは孤独なの。今まで孤独をかみ締めることを当然だと思ってる。孤独でいることを正しいと思っている。自分が誰に対しても無関心でいようとしている。誰もが自分に対して無関心であることを望んでいる。けど本当は孤独が滅茶苦茶苦手なの。そんな頑なに成ってしまっている少女は寮生になるも打ち解けられない。そこへ航が様々な攻勢をしかけ彼女の氷を溶かしていく。そしてとうとうオープンハートさせることに成功し、凛奈は本当の意味で寮生となるのでした。そんな凛奈は実は超絶乙女チック少女で民間恋語り伝承「合わせ石」の伝説を信じてる。地元特産品の鉱物を二つに割って合わせるとフラグが立ちますよって話さ。凛奈はかつて島に来たときに合わせ石の片割れをくれた男の子が航だと信じきっていて、航もそう思い込んでいたが、実は違いましたよ。ギクシャクする二人の仲だが、でもでもそんな伝承関係なくても凛奈が好きだと口説いて結ばれる。



仲良くなってイチャイチャしまくっているところへ、凛奈にマラソンのスカウトのお知らせ。みんながそのスポーツ特待を喜ぶのだが、凛奈は折角仲良く慣れたのに追い出そうとしているとイチャモンをつけちゃうの。けどけど彼女はきっと寂しかっただけなの。文化祭の劇までそのことを引き摺っちゃて嫌な感じ。だがそこはホレ、巧妙なフォローが入るよ。劇の題目はピーターパン。ネバーランドをつぐみ寮に例え、大人になるためには夢の島から旅立たねば成らないと凛奈を説得。それに応えた凛奈は別れとそれまでの日々を受け入れることを決意する。島に着たからこそ、ココロの扉が開けたんだよねと想い出を回顧し、ハッピーエンド。