雑録

G線上の魔王 プレイメモ 第五章〜最終章 の感想・レビュー

※リアルタイムプレイメモなのでつじつまが合わないこともあります。そこはプレイ中の思いということで・・・すまん

父親からの手紙と女体を売る宇佐美ハル


権三に逆らった京介の下に更なる悲劇が襲う。なんと、京介の生きる動機であった母親が轢き殺されてしまったのだ。そこへ父親からの手紙が舞い込む。京介の父はかつて策謀に嵌められたことにより、宇佐美父を殺害していたのだ。母の死と宇佐美の偽善への怒りは、京介自身が魔王であったことを気づかせた。そんな京介の下を訪れる宇佐美。ここで濡れ場ですか?泣きながら股を開く女と泣きながら陰茎を屹立させる男。ここで、魔王は目覚めた。

父に代わって謝りたかったのか?
それとも、よくも殺してくれたと、復讐の機会でもうかがっていたのか?

権三殺しと魔王の正体は兄貴


魔王=京介と思いきや、なんと魔王の正体は京介の兄:恭平だった。あるぅえ〜、完璧に嵌っていたよ。死んだんじゃなかったのかよ?ロンドンで?よくある視点切り替えザッピングに騙されたね。型月や竜騎士の文章である程度は、入れ替わりになれていたと思っていたのだが。恭平は「あさい」と触れ回ることで、京介と混同させようとしていたのだ。権三とかもこの罠に嵌っていたみたい。宇佐美はあわや殺されるというところに恭介が駆けつけ兄弟対決。宇佐美はオレの女宣言し、ヤクザを指揮して取り囲む。一時休戦、魔王は撤退。宇佐美が過去の幼馴染だと知って、フラグ成立、今度こそ濡れ場。たやすく権三が狙撃されたのは、京介が狙撃されるのを庇ったからではないか?そんな想像に涙を流す。

宇佐美ハルの過去



ハルちんは、ヴァイオリニストの卵。父親の死後、逃げるように海外へ出奔しプロデビューを果たす。だが、魔王の追撃はとどまるところを知らなかった。海外演奏中、ハルの母親はテロに乗じて殺害される。そこへ現れたのが魔王で、ハルに対し宣戦布告して去っていく。目の前で母親を殺され、ヴァイオリンがトラウマになってしまったハル。そんな彼女の中には悪魔が宿り、魔王を殺すことが人生の目的となっていた。ハルを救うには、魔王と決着をつけるしかない。立て、京介。女の為にラスボスバトル。

魔王の過去


京介がまだ年端も行かない少年時代に母を託され家族を喪ったのに対し、魔王である恭平は、その頃イギリスに留学し、商社マン志望であった。宇佐美の父を殺害した父と留置所で面会。父がやったことは決して間違いではないのだ、死刑になることだけは避けねばならないと強く思うようになっていった。そしてイギリスに一時帰国するがちょうどそのときテロに巻き込まれ、死亡したことにされてしまう。だが生きている死んだ人間というのはメリットだ。恭平はその天佑と才能を買われ国際テロ組織で力をつけることになる。傭兵として各地を渡り歩いた恭平は、人がゴミ虫の様に死んでいく世界を目の当たりにし、死ぬための理由などないことを思い知る。4人殺した父を救いたいという思いは、殺しへの欲望へといつしか変貌していった。そんな折、宇佐美の配偶者であったハルの母親も殺害する。日本に帰国し、精神崩壊した母の側におらず仇のヤクザの下で金儲けをする京介にも殺意を抱く。傭兵を上がった恭平が次に目指すのは情報戦に人材育成。同族意識を喪い、個人主義的傾向になった日本で、集団に俗世なくなった子供たちはあまりのも脆い。求める人材は、家庭や学校、職場から理不尽な扱いを受けて、もう暴力に頼るしか道のなくなった哀れな子供たち。力をつけた恭平は、父が最高裁で死刑を宣告されたのを契機に全ての復讐計画の総仕上げをしようとする。そしていよいよ最終決戦。

最終決戦

a ) オフィスビル街占拠、魔王王国の形成


魔王の目的は鮫島利勝の釈放。押さえるところは山王物産。当然、京介たちも山王物産ビルを張っており、最終決戦が今、始まる。ビルを占拠し、オフィス街全てを制圧した魔王。警察に任せて帰ろうと唱える京介だが、ハルはあまり良い返事はしない。だって魔王に立ち向かう"勇者"なのだから。案の定、ビルから逃げ出した人々は機関銃によって一掃射撃にあっていた。最早、逃げ道など…ない。眼前にするのは、テロ?暴動?クーデター?革命?そんな甘っちょろいものではない・・・地獄だ・・・地獄を担うのは"ぼうや"と呼ばれる子供たち。秩序という全てに破壊をもたらす。狙われる京介たちだが、ハルの機転で姦淫中であるところを装いやり過ごす。「彼ら単純に逃げ惑う人や、武器を所持していない人、あからさまに青少年ではない大人たちが、彼らにとっての獲物というわけです。」

b ) 死闘

地獄と化した焦土の中で、必死で魔王に対抗する勇者:ハル。惚れた女のために京介は立ち上がる。ぼうやに袋叩きにあいながらも目指すはハルの居場所。一方、魔王は父:鮫島利勝の釈放に成功し、勝利を確信し死期を悟る。京介とハルの大活躍のおかげで人質のビルが特定され、暴徒のバリケードも解放。そして最後に恭平から京介への電話が鳴る。復讐の連鎖を断ち切り宇佐美ハルと過ごせと。兄貴・・・と思って感涙する全国のプレイヤーのみなさんだが、そこへハルの罵声が飛ぶ。それはフェイクだと。恭平は京介たちが解いた封鎖から堂々と出るのだと。ハルの執念は奇跡を捕らえた。魔王は勇者を育てすぎてしまったのだ。最後の怨念とばかりに迫り来る警官を射殺する恭平。だが、そんな彼の抵抗も続くまい。魔王を殺すとわめくハルをよそに、包囲した警官の一掃射撃により、魔王は死ぬ。

C ) 終戦

魔王の地獄から数週、街は落ち着きを取り戻していた。父;鮫島利勝は事件後も身柄を拘束されることはなく、魔王の復讐は成功に終わった。魔王への憎しみだけで生きてきたハル、権三への憎しみだけで生きてきた京介、宇佐美への復讐に執念を燃やした恭平。ハルの悲しみを断ち切れるのは、京介しかいない。一方、ハルはいつか鮫島利勝に紹介してもらいたいと京介に頼み込む。復讐は、終わったのだと。
・・・
と思ったら、恭平さんまだ生きてんじゃないすか!!
エンディングまで流れたのに!!
つーことで最終章!!

最終章

魔王は生きていた。死体はフェイク。魔王の最終目標は京介にあった。母を捨て、権三の下で金を稼ぐのに必死になっていた弟に、情が湧くからこそ赦しては置けぬ。その方法は復讐の連鎖を断ち切らせないこと。魔王を追い求める勇者が次第に悪に染まるのは良くあること。ハルをして魔王を殺させしめんとするは必定。ハルが魔王にむかって引き金を引き金を引こうとしたその瞬間、京介の射撃が魔王を穿つ。母の側に居らず、仇の娘と恋をした京介には言い訳なんて何もできない。兄貴を殺した京介は、警察に出頭していく・・・。つーか京介の兄貴って死んだことにされて戸籍抹消されてんじゃなかったっけ?それでも、警察に赴く京介は、ハルがヴァイオリニストになるのを夢見て。そこに訪れるのは魔王だが残した罠:最後の試練。ハルも犯人ということで巻き込まれてしまうのだ。どうする?京介。彼は、全ての罪を自分が被ることにした・・・


生けれども生けれども、道は氷河なり。
人の生に四季はなく、ただ、冬の荒野があるのみ。
流れ出た血は、拭わずともいずれ凍りつく――。




京介に接見を求めるヒロイン's.だが、京介は彼女たちの将来を慮ってわざとそっけない態度を取る。嗚呼、泣かせるじゃないの。京介は懲役8年を終えて出獄した。そこには、元気に微笑む娘の姿が。殺人犯の娘になどしたくないと認めようとはしたくない京介だったが、そこへハルの救いの声が響く。

また、一からやりなおそう。今度は三人だよ。ねえ、京介くん」