雑録

コンチェルトノート 今里和奏シナリオの感想・レビュー

和奏シナリオは超絶熱血スポ根ドラマ。
部活における人間関係と転校の連続で深く人と付き合えない寂しさを描く。
幸福債務返済という設定を生かさなくても構成できるような展開だが、テキストは面白い。



今里和奏は、明るくて元気。運動も出来てソフト部で大活躍しているよ!!主人公の進矢が転校してくる前の学校でも同級生で、和奏が不良に絡まれているところを助けたのが全ての始まりだったの。進矢はその時の怪我により奨学金を打ち切られていたが、そこを救われ莉都の経営していた学園に拾われる。そこで和奏と再会したのはある意味運命。当初から好感度高いのある意味当たり前!!転校を繰り返して表面的な人間関係の構築に長けていた和奏にとって、不幸をふりまくから付かず離れずの人間関係を構築した進矢とはまるで同類!!シンパシーをヒシヒシと感じるようになりながら思慕の念が募る。進矢に好感を抱いたことから、債務の返済に付き合うことになり、絆を深めるためヴォランティア部として活動していく。


そんな明るく元気な和奏であったが時には悩める思春期まっさかりの女の子。所属しているソフト部であんまり上手くいってなかったの。いいところのボンボンが通う私立学校にとって部活とはまさに余興。内部進学組みが多く、身体を動かすのが目的のお嬢様方には「勝ち」に対する意欲が希薄であって、そこが和奏っちには馴染めない。だからといってスッパリ辞めて解決というわけにもいかず、宙ぶらりんな状態に陥っていた。そこを助けてくれたのが、莉都と会長:名凪星華。何故か熱血スポ根ソフト対決に!!純粋にソフトに熱くなり全力を尽くす莉都や星華の姿を眼前にし、自分がどれくらいソフトが好きだったかを思い起こす。みんなの絆により強くなった和奏はソフト部の不和にも立ち向かう勇気を得る。本性をむき出しにして泥臭い戦いをする過程を通して、和奏と進矢はお互いの本質に気づきフラグ成立。文化祭におけるソフトの招待試合でも和奏は活躍し、ハッピーエンド。