雑録

こんな娘がいたら僕はもう……! 下柳沙希シナリオ の感想・レビュー

こんぼくの下柳沙希シナリオは、主人公の成長譚;部活動いびりからの復活。
リンチ事件から透を嫌い避け続ける沙希だがあっさり誤解は解け透の心の支えと成らん。
心が張り裂けそうで死にたくなっても女という絶対的な支援者により厳しさと戦える。
横暴な先輩や金と権力に癒着した教員を勧善懲悪!!

下柳沙希のキャラクター表現とフラグ生成過程


下柳沙希は黒髪ロングで真面目な副会長な義姉。かつては姉弟むつまじく仲良くしていたらしいが「一年前の事件」をきっかけにすっかり疎遠になっちゃった。いや、疎遠なんてものは可愛いもので、沙希は透を悪だと決め付け忌避していた。透は「一年前の事件」のことを一切に話そうとせず、また許されるべく能動的に謝罪もしなかった。ただ事件の罪を甘んじて受けていただけ。そんな冷め切った関係が続くかにみえたが、生徒会長からの助けが入る。一年前を巡る真実に関する会話を沙希に盗聴させたのだ。透を悪だと決め付けていた沙希は自分がどんなに愚かであったかを知る。結局は透を信じ切れなかったのだと。その点、綾菜は透に絶対的に信頼を寄せていたのだとすると対比的ですな。真実を知った沙希は一年間抑圧してきた透への秘めた想いが爆発しちゃってフラグ成立。問題の真相を黙っていたのは、沙希が大学受験の推薦を得るためでもあり、好いた女の為に自己犠牲な精神に御奉仕です。沙希は透の口から真実が語られるのをせがむ。ここでは手短に過去回想紹介、空手部において組み手で主将をフルボッコ→面子を潰された主将が透をリンチ→リンチにも打ち勝つ透だが顧問の教員もグルであり、すべての責任が透に押し付けられるという有り勝ちな展開だわな。



透の信仰告白におねえちゃんの沙希は赦しを与える。そして今度はどんなときでも透の事を裏切らないと愛の誓約。透の心を支える女神とならん。透の空手部復活劇の始まりです。最初は掃除から始まり、それだけの日々が数日続く。腐りそうになる毎日だが沙希のお陰でなんとか頑張れる。そこへ現れたのは、透をリンチしていた主将ですよ。透が沙希との誓約を護り反撃してこないと知るや否や調子こいていびりの日々が始まる。いやはや、このライターさんは鬱描写を描くのが結構上手く、イジメやいびりなどの場面は年甲斐も無く手に汗にぎちっまったね。で、結局のところ、もう一度嵌められて部活動追放。なんと新たなイジメの対象となった気弱な後輩が助けを差し伸べた透を裏切り、透から虐められたというのだ。最早なんともすることの出来ない透はそれでも大好きな空手を続けたいと外部の道場を探すことに。漢泣きをする透を癒してくれるのはいつだって沙希お義姉ちゃんだった。外部の道場を探そうと意気込む透に最後の魔の手が。主将はどうしても透に空手をやらせたくなく、集団リンチ再開。鼻が折れ、肩を外され虫の息になっても反抗しない透は天晴れ。ご都合主義で沙希が助けに入り、ライバル空手家が話は聞かせてもらったと録音テープ片手に制裁劇場。汚職教員もやっつけ最後はライバルと敢闘バトル。横暴な先輩をやっつけ汚職教員を懲戒免職させて勧善懲悪。沙希に支えられて見事透は復活を果たすのであった。