雑録

Re:birth colony -Lost azurite- ノイエルートの感想・レビュー

『Re:birth colony』のノイエルートは「アズライト」とは何かというおはなし。
「アズライト」は人をハードとしてインストールするソフトウェアのことだった。
実体としてのアズライトはプログラムをデリートするために消滅していく。
ノイエルートはシナリオの娯楽性よりも物語の伏線回収としての機能が強い。

ノイエのキャラクター表現とフラグ生成過程

ノイエは主人公くん暮らす世界の外からやってきた異邦人人工生命体。前作フェイクアズールアーコロジーで出てきた世界ですね。マレビト信仰発動で新技術を色々ともたらしてくれます。そんなノイエルートで焦点とされるのは、やはり「アズライト」とは何かが解説されることでしょう。本文を引用すると以下の通り。「アズライト」とは「人にインストールして電脳そのものを五感と同じ感覚で扱う為のソフトウェア」だそうです。このソフトフェア「アズライト」は未完成品で、電脳世界での情報を獲得できるものの、人間の脳容量では処理できないほどの膨大な量が流し込まれてしまいます。そのため、反動で昏睡してしまうのでした。ソフトウェア「アズライト」は全ての人間によって扱われることが望まれていたため、どんどん感染が拡大していったのです。このソフトウェアの暴走を食い止めようとする動きが各ヒロインのシナリオで描かれていくことになります。

瑠璃ルートでは、主人公くんたちが住むシェルターの維持管理者を代償にすることで、アンインストールを可能にしました。ではノイエルートではどうしたのでしょうか。ノイエルートでは、新技術であるデリート・プログラムを開発して問題を解決します。ですがマァー「代償」は付き物なわけで、本体としての実体・人格持ちのアズライトが消去されてしまうわけですよ。嗚呼、助けるといったのに助けられなかったもどかしさよと黄昏えれじー全開な主人公くんに対して御都合展開が待っている。ソフトウェア「アズライト」のデータは消去されたが、そのデータの残滓が主人公くんとノイエの遺伝情報に残っている。必要な情報の統合は遺伝子で。つまり孕ませPONPONすれば子どもがアズライトになるねとハッピーエンド。