<ポルトガル>
<スペイン>
スペイン=ハプスブルク朝…婚姻関係によりハプスブルク家の血筋を引くカルロス1世が即位して成立。
- 【カルロス1世】(位1516〜1556)=【カール5世】(位1519〜1556)
- 【フェリペ2世】(位1556〜1598)
- 「書類王」としてスペイン統治に専念。カトリックの盟主を自認し、カトリックによる国家統合を目指す。
- イギリステューダー朝女王メアリ1世と結婚。イギリスのカトリック化を目論む。
- 熱烈なカトリック政策によってオランダ独立戦争勃発
- 1568(勃発)〜1579(北部7州がユトレヒト同盟)〜1581(オラニエ公ウィレムが独立宣言)〜1609(休戦)〜1648(ウェストファリア条約で独立承認)。
- 1571:レパント海戦でオスマン帝国セリム2世を撃破。
- 同年:フィリピンにマニラを建設。
- 1580:ポルトガル併合⇒「太陽のしずまぬ国」で繁栄。
- 1588:イギリスとアルマダ海戦。無敵艦隊が敗北し、スペインの凋落がはじまる。
<オーストリア(神聖ローマ帝国)>オーストリアのハプスブルク家が神聖ローマ帝国の帝位を事実上世襲。
- 1278:オーストアのハプスブルク家支配始まる⇒1438:神聖ローマ皇帝位を事実上世襲
- 1514:レオ10世がサン=ピエトロ大聖堂のため贖宥状販売⇒1517:ルターの宗教改革『九十五カ条の論題』
- 【カール5世】(位1519〜1556)
- 1519:カルロス1世が神聖ローマ帝国皇帝カール5世を兼ねる。
- 1521:ヴォルムス帝国議会でルターを召喚⇒融和失敗。仏王フランソワ1世とイタリア戦争開始〜
- 1524〜25:ドイツ農民戦争
- 1526:オスマン帝国の圧迫⇒第1次シュパイアー帝国議会でルター派容認⇒モハーチの戦い
- 1529:カトリックの巻き返し⇒第二次シュパイアー公会議でルター派禁止⇒ウィーン包囲
- 1530:ルター派諸侯がシュマルカルデン同盟を結び抵抗
- 1538:プレヴェザ海戦で敗北、地中海制海権を喪失。
- 1545:トリエント公会議で融和失敗。カトリックの対抗宗教改革はじまる。
- 1546〜:シュマルカルデン戦争。ルター派諸侯と戦争。
- 1555:アウクスブルクの和議でルター派公認。カルヴァン派は認めず領邦教会制。
- 1556:弟フェルディナントにオーストリアを、息子フェリペにスペインを与えて退位。
三十年戦争(1618〜1648)
<イギリス> テューダー朝
<フランス> ヴァロワ朝⇒ブルボン朝
- 【シャルル7世】(位1422〜61)…百年戦争勝利
- 【シャルル8世】(位1483〜98)…イタリア戦争開始(1494〜1559)
- 【フランソワ1世】(位1515〜47)…独帝カール5世と対立。スレイマン1世と結んでカピチュレーション。
- 【シャルル9世】(位1560〜74)…ユグノー戦争。カトリーヌ=ド=メディシスのサンバルテルミの虐殺。
- 【アンリ4世】(位1589〜1610)…ブルボン朝始祖。カトリックに改宗する一方、ナントの勅令。
- 【ルイ13世】(位1610〜43)…宰相リシュリューと三十年戦争介入。
- 【ルイ14世】(位1643〜1715)…宰相マザランと三十年戦争勝利。フロンドの乱を鎮圧。