世界と世界の真ん中で 「美都場菜緒」シナリオの感想・レビュー

全ヒロイン攻略後、短いオマケシナリオを読むことが出来ます。
この作品にはtipsの代わりに星座モードがあり、全エピソード収集後、そこから入れます。
内容としてはサブキャラの美都場菜緒のおはなし。



概要

美都場菜緒はある時、花壇が整備されていることに気づく。誰がやってくれたのだろうか?疑問に思っていると突如大天使ラビエルと遭遇する。このラビエルとの会話テキストは微妙。滑ってるラノベ的な会話。その会話を交わした後、真相が明らかになる。なんと、この花壇を整備した人物は自分の望みが叶えられ転成していたのだった。その残滓が菜緒にお礼を言いたくて残っていたというオチ。天球儀世界は前世での未練や執着により構成されている思念体世界。そこで現世での望みが叶えられたなら後世世界へと転生されるのだ。では肝心の菜緒の願いとは何か?それは世界が変わる瞬間を見ること。つまり天球儀世界で望みを叶える人々の手助けをすることが菜緒の望みなの。菜緒は花壇の整備をしてくれた生徒の手助けをしていたのだろう・・・。こうして菜緒は残滓から花壇のお礼を言われ、残滓が昇華されていきます。天球儀世界に存在している菜緒から、後世世界へ旅立った人物の記憶がなくなっても、爽快な気分だけは残るのだった。