箱庭ロジック(体験版)の感想・レビュー

ミステリーアドベンチャー。このジャンルをやるのはミシシッピ川以来かも?
Wヒロイン制を取っておりミクロの視点とマクロの視点からシナリオを進めていく。
探偵ボクっ子少女を選ぶと世界観設定考察系のはなしになる。
子犬系マゾっ子後輩を選ぶと校内の失踪事件を調査していくことになる。
フロチャでフラグ分岐しながら√規制を解き明かしていく。
コンチェルトノートや双子座のパラドクスみたいなシステム。

雑感


  • ミクロの視点〜家庭内虐待問題〜
    • 主人公くんは元中二病徒、ネットでラノベ作家をきどっていました。そしてそんな過去を受け入れることができず、中二病であったことを恥じている人間です。ある時、後ろめたい中二病の過去をちらつかされて生徒会から調査を依頼されることになりました。その調査とは「学園の連続少女失踪事件を解決する」ことです。冒頭でパートーナーを選ぶことになるのですが、これによりミクロの視点とマクロの視点で物語を眺めていくことになります。ミクロの視点では子犬系マゾっ子後輩;瑚子と共に校内での調査がメインとなります。失踪した少女達を調べていく中で、マゾっ子後輩の瑚子が家庭環境に内部事情を抱えていることが匂わされています。箱庭ロジックのタイトル通り、箱庭療法が紹介され瑚子の内面がトラウマを呼び起こすのです。あー箱庭療法なつかしいねー。むかし教員養成課程時代にやったわな。確か地学専攻の理科科の女子が「火山の爆発によりマグマが農村を襲う」箱庭を作りだし分析に困った記憶があるね。そんなわけでマゾっこ後輩の瑚子は、自分が作り上げた「草食及び雑食動物?の空感」にライオンをどう配置されるかを要求されて入れられず精神崩壊してしまうのですね。また、行方不明になった友達を救いたいと主人公に宣言する瑚子ですが、その対象が高校デビューして調査書の写真と異なることを黙っていたりと複雑な様子。どうやら家庭で虐待を受けていそうな伏線が張られていますね。



  • マクロの視点〜世界設定考察系〜
    • 一方で、マクロの視点。ボクっ子;霧架を選ぶと世界観設定考察系の話になります。学園の調査よりも、世界観そのものの考察に物語りはシフトしていくのです。この作品の舞台は、研究機関によって設定された実験都市だといいます。志願者を募集して構築した都市内部で人口、税金、立法、行政、司法、風習などの様々な政策の実験をし、その結果どのような影響をもたらすのかのデータを収集しているとのこと。警察に任せても事件の解決が進まないのは、研究機関による実験なのかもしれないことがうかがわれます。つまりは、なんらかの政策の一環であり、人口間引かれているかもしれないのかと。それはさておき探偵ボクっ子;霧架さんは若者カルチャーに触れたことがなく馴染めないものの大いにご興味を抱いている様子。若い者が行くとかいうカラオケなるものを楽しんだり、ショッピングモールをぶらついたり、主人公くんとカフェでお茶したりとご満悦な様子。霧架さんは如何にしてコミュ障となりしか?も楽しみですね。