雑録

ハルキス「八住伊月シナリオ」の感想・レビュー

八住シナリオは色々と女々しい主人公くんがお節介女により現実と向き合うはなし。
主人公くんの主体性は皆無。男前な八住さんが尻を蹴りながら問題を解決していく。
シナリオの構成も雑で水泳部における八住さんタイム伸びない問題とか何処行った?
せめて主人公くんが八住さんの精神的支柱になるとかのエピソードがあればねぇ。
やっぱり一方的な関係はあまりにも主人公くんが言いなりになりすぎて微妙だわね。

八住伊月シナリオの概要


  • 可哀想は惚れたってことよ
    • 八住さんは文武両道才色兼備で学校の人気者!告白してくる男をバッサバッサと切り捨てるため八住要塞とあだ名され、攻略対象の賭とされていました。ある時、イケメンリア充のチャラ男が八住さんを攻略しようとした所、八住さんは暴力で解決しようとします。そこへ偶然通りかかった主人公くんは自分が暴力問題で道場を破門されていたこともあり、八住さんの暴力を止め偽装恋人というカタチに落ち着きました。まぁよくある偽装恋人モノなのですが、なんと八住さんは自分でも気づかない隠し属性として「ダメ男好き」特性を保持していたのです。八住さんシナリオの主人公くんと言ったら女々しいこと半端在りません。いつまでも過去の問題に未練たらたらで抱え込み、だからといってそれと向き合うことも出来ずがんじがらめ。ワケアリモトカノも家族問題も始末できずに逃避しています。将来に対してビジョンも持てず、優先順位をつけられないで優柔不断。成績不振で進級の危機にもかかわらず、トレーニングもアルバイトも辞めたくないとのこと。そんな主人公くんを八住さんは一刀両断。主人公くんをして現実と向き合わせしめると即座にワケアリモトカノを引っ張ってきてご対面。なんやかんやと理由をつけて逃げようとする主人公くんを追い込んでしまうのでした。モトカノと対峙する主人公くんを見て、八住さんは自分が「ほっとけない男大好き人間」であることに気づき、主人公くんを失って初めてどんなに大切な存在であったかを知ったのでした。まぁ、主人公くんはケジメをつけて八住さんを選ぶのですが。その主人公くんがケジメをつける描写がほとんどなく、八住さんがヤキモキする様子をプレイヤーに提供するためにシナリオを割いてしまっているので、余計主人公くんが何もしていないように感じてしまうんですよねー・・・。



  • おーい、水泳部のタイム伸びないよ問題何処行った?
    • 過去の問題を清算した主人公くんは改めて八住さんに告白して、駄目な俺を支えてくれと要求してフラグ成立。フツーだったらここから支えられるかわりに支えるという、双方向の関係を期待したいところ。ヒロインによって救われた主人公くんが今度はヒロインを救うんだぜ!という展開が予想されますよね?勿論このシナリオもその方向へ進み、八住さんがナカナカ水泳のタイムが伸びないという問題を引っさげてやってきます。よしきた主人公くん!水泳部マネージャーとして八住さんを支えるが良い。そしてそのエピソードをプレイヤーに読ませてくれ!少女救済による自己肯定タイムだぜ!!と思っていたら・・・。場面は切り替わり夏の海デートへと突入していました。あるぅえ〜?夏の大会の描写は何処行った?・・・そうなんです!夏の大会が一文字も語られることなく八住さん優勝しているではありませんか。主人公くんがやったことといったら、八住さんが水泳だけで食っていけるか?聞いてきたときにそんなことはこれからの挑戦であり現在は分からんと答えたくらい。八住さんが主人公くんと二人三脚で努力してプラトーを乗り越える系のはなしはないのですか?そしれエンディングが流れ、エピローグへ。八住さんは主人公くんの継母問題も解決してあげようとか言いだし、継母に挨拶しにいきまーすという所でエンド。消化不良感が否めないなぁと思うこと限りなし。