『スターウォーズ/フォースの覚醒』を見に行ってきた話(感想・レビュー)

親に捨てられて砂漠でガラクタ漁りをする少女がフォースに目覚めるはなし。多分ルークの娘?
ルークはジェダイの騎士を育成していたが甥っ子(ハン・ソロレイア姫の息子)に裏切られヒッキーになっていた。
甥っ子は暗黒面に落ちておりダースベーダーに憧れていて、作中で父親と向き合うと見せかけて殺す。
相も変わらず善悪二元論で未だに共和国と帝国がドンパチやっている構図。
さすがにサムライチャンバラは面白く、ライトセーバー振り回してヴゥウーンとかやってるの見てたら2時間半経ってた。
ライトセーバーってジェダイ以外も使えたんですね・・・。
あと甥っ子情緒不安定過ぎ。上手くいかないと癇癪を起こしてすぐにライトセーバーを振り回してモノを壊してあたる。

概要

ルークはヒッキーになっており、ジェダイの騎士はいなくなった。帝国と共和国は相変わらず敵対勢力として存在している。冒頭はルークがひきこもっているという場所の地図をめぐり帝国とレジスタンスのドンパチが繰り広げられる。村人を虐殺する場面にびびった帝国兵士が物語を動かし、主人公の少女と遭遇する。少女は砂漠でガラクタを漁りながら、帰ってこないであろう自分を捨てた親を待ち続けていたのだ。偶然ルークの居場所の地図を手に入れた少女は逃亡兵士と共に共和国に届けようとするが、ご都合主義でシナリオが展開されていく。逃亡兵士と主人公を偶然甥っ子の父親が救出→地図をレジスタンスに届けるため賭博場がある星へ→なぜかルークのライトセーバーがある→帝国側が惑星破壊ビームを賭博場へ打ち襲いかかってくる→少女攫われる→逃亡兵士、主人公の少女を救うために立ち上がる→帝国軍へ乗り込む→甥っ子が自分の父と対話すると見せかけて殺害→甥っ子VS主人公の少女のライトセーバー対決→空戦バトル、惑星破壊ビーム装置を壊す→帝国の目論見を破る→ルークがいる地図をゲットし少女がルークに会いに行く→ルークと少女が対面してエンド。

主人公の少女はおそらくルークの娘かと予想される。フォース使えるしね(違っていたら申し訳ない)。少女は親に捨てられたことをトラウマとして抱えており、必ず迎えに来てくれると盲信して、捨てられた僻地でひたすら生き延びていた。ゆえに作中では地元から離れることを極端に拒否していた。ルークがヒッキーになってしまった理由は甥っ子に裏切られたからであるが、そのために自分の娘を捨てたのかと予想される。続編の展開では、なぜ甥っ子は裏切ったのか、なぜルークは自分の娘を捨てたのかが描かれていくのだと思う。率直な印象として帝国と共和国が永遠に対立していて無限ループ的に物語が垂れ流されている感があった。あとテンポ良く話が進んでいくのだが、馬鹿の一つ覚えのように「ピンチに陥っては都合良く味方が助けにくる」というパターンが繰り返され、またか・・・と思う場面がチラホラ(だれることはないが)。ライトセーバーくるくる振り回してチャンバラするシーンもあるし、むしろ観客はそれを求めてきているのかもしれない。