【感想】異世界おじさん　第2話「1位「ガーディアンヒーローズ」だろぉおおお!」 -

人の好意に気付かぬおじさんにヤキモキする一方で甥っ子も大概だよなぁという話。
ツンデレエルフやクーデレ氷族から好感度MAXになるがフラグをバキバキに折るおじさん。
そんなおじさんに対して甥っ子のたかふみは視聴者に代わりにツッコミをいれるのだが……
なんとたかふみは幼馴染の藤宮からの好意に全く気付かない(おじさんには即バレ)。
異世界ネタやセガネタは結構面白いが、時事ネタが古くなっているのに良くアニメ化したな。
2017年だからこそ、こち亀・いいとも終了ネタが使えたけど、2022年現在だと流石に古すぎ。

フラグをバキバキに折るのは、おじさんだけではない。

2022年に2017年の時事ネタを押し通す脚本の強さ
- おじさんとたかふみの日常生活も時間が進み年末へ。新キャラ登場によるテコ入れが図られ、氷一族の少女メイベルとたかふみの幼馴染である藤宮が登場する。そしてセガサターンで一番売れたソフトネタや時事ネタが挟まれる。異世界ネタ、関係性ネタ、セガネタは結構面白いし十分見れるものだが2017年の時事ネタを2022年にゴリ押ししてくるとか脚本のヒト、良くこれでシナリオ監修通ったよなと思うこと仕切り。

新キャラ登場：氷一族の少女メイベル
- それはそれとして、今日もおじさんはフラグをクラッシュしまくる。異世界における年越しの祭では陰キャ属性を遺憾なく発揮し、ぼっち飯をキメて早々に宿屋へと戻る。近年陰キャだのぼっちだのと、静かで落ち着いた人を揶揄する表現が目立つが、バカ騒ぎせずに自分の性格や領分を弁えて行動できるおじさんのカッコよさが光る。さらに本来なら魔炎竜を倒すにはクーデレヒロイン：メイベルの心を解きほぐす必要があったが、おじさんはソロプレイで攻略。その上、メイベルから言い寄られるも他人からどうこうされて自分を変える必要などないと自己肯定感MAXな台詞を与え、これまたフラグクラッシュ。

フラグを折るのはおじさんの専売特許じゃないぜ！
- フラグバッキバキなおじさんに対し甥っ子のたかふみは呆れるのだが……なんとたかふみの方でもフラグバッキバキ。今回からたかふみを慕う幼馴染の少女：藤宮が登場。彼女はたかふみに淡い恋心を抱いているのだが、まったく相手にされず。それなのにおじさんにはアッサリとその恋心を看破されてしまうのであった。まぁ他人のことは客観的に見られるからね。こうして現世編に新しいキャラが追加され、おじさんの人間関係が広がったのであった。