雑録

あなたに恋する恋愛ルセット 共通ルートの感想・レビュー

学園モノ。「総合的な学習の時間」で製菓コースを選択し、お菓子作りに励むはなし。
しっかりと調理の様子が描かれておりケーキの一枚絵も豊富。お菓子の対する真摯さが感じられて良い。
2017年お菓子系作品(しゅがてん・恋愛ルセット・おうちましまろ)の中で最もお菓子作りに真剣に取り組んでいる。
シナリオに起伏は無いが、お菓子作りを通してのフラグ構築が丁寧に描かれており、ほっこりする。
共通√では「中間試験の課題お菓子制作」と「文化祭に参加するためのケーキ作り」が扱われる。

雑感

  • ケーキ大好きで甘党な主人公くんが食い専を脱し、お菓子作りに取り組むはなし
    • 主人公くんはケーキ大好き少年であり、菓子店食べ歩きを趣味としていました。これまで主人公くんはケーキを食べるばかりの消費者サイドだったのですが、「総合的な学習の時間」の選択において、お菓子を自分て作って食べたいと思い立ち、製菓コースを選択したのです。こうして主人公くんはお菓子作りに励むことになり、同様の選択をした仲間たちと苦楽を共にしていくのです。攻略ヒロインは4人で洋菓子店の娘、和菓子屋の娘、初心者お嬢様、無気力系天才っ子が配置されています。主人公くんは指導教員から課されるルセット(レシピ)をもとに技術向上に努めていきます。最初にクッキーを作るのですが、各ヒロインが作製したクッキーごとに個性あふれる一枚絵が用意されており、これだけでもお菓子作りに対して真剣に作ってるんだなーと感じさせられます。


  • 中間試験
    • シナリオに特に起伏はなく、週一の総合的な学習の時間をこなしながら学園のイベントを消化していく流れとなっています。共通√でこなすイベントは中間試験と文化祭です。まず中間試験では自分の好きなお菓子が課題として出されます。主人公くんの好きなお菓子はガトーショコラ。すなわちチョコレートケーキです。お菓子作り初心者の主人公くんは初心者お嬢様と共にお菓子作りのアドバイスを受けながら練習を重ねていきます。初心者お嬢様は調理面では闇を生み出してしまいますが成績は上位であり、お互いの足りないところを補っていきます。主人公くんが俺は何も役に立ってないと劣等感を抱くところは結構好き。そして、実技試験当日。これまで主人公くんは洋菓子やの娘と、ラム酒を効かせた生クリーム添えのガトーショコラの製作を練習してきたのですが・・・先生が二日酔いであることを知ると、思いつきで生クリームにレモンを加えるというアレンジを行い失敗してしまうのです。落ち込む主人公くんでしたが、先生食べる人の気持ちを考えてやったことだし、そんなには酷くないと試験をクリアするのでした。


  • 文化祭
    • 文化祭イベントでは、まず出し物決めから。何を出そうか、あーでもないこーでもないと悩みます。そしてプチ合宿も実施し、そこでようやく出し物が決定。ヘンゼルとグレーテルをヒントに「お菓子の家cafe」にチャレンジします。教室の真ん中にお菓子の家を設置し、お客さんにはそれを模したお菓子の家をデザートプレートとして提供するのです。おいしそう!!甘い物が食べたくなったのは私だけではないはず。こうして主人公くんたちは文化祭でデザートプレートを見事完売させたのでした。余韻に浸る仲間たち。あとは教室に配置したビッグお菓子の家を切り分けて食べるだけです。そんななか、担当教員が屋上の鍵を持ってきてくれて、打ち上げ花火を見ながらケーキに舌鼓を打ち、個別√に入っていきます。