黒髪おっとり系和菓子屋娘とカステラと金平糖を作る話。カステラって和菓子なんですね。
今まで漠然と家を継ぐんだろうなァと考えていた老舗の和菓子屋娘が将来について考え直す。
楓花に影響を与えるのが、作るのに時間のかかる金平糖のであり、主人公くんと時を歩むことに喜びを見出す。
金平糖がキーアイテムとなるのだから、もう少し金平糖づくりは詳述されても良かったのかもしれない。
鍵由楓花のキャラクター表現とフラグ生成過程
- カステラ
- 鍵由楓花は老舗の和菓子屋の娘さんです。黒髪ロングでおっとりおしとやかお嬢様。楓花ルートでは文化祭後の課題でペアを組み、製菓に取り組むことになります。主人公くんが作りたいと課題に選んだのは、ずばりカステラ。当初、文化祭のお菓子の家づくりで家の壁がカステラとされていたのだが、スポンジケーキに代わったのを残念に思っていたのです。こうして楓花と共にカステラを作ることになったのですが・・・カステラって和菓子扱いなんですねー。老舗の和菓子屋である楓花の店に見学に行き、職人さんたちから話を聞きます。カステラ製作に重要なのは混ぜる事らしく、1回目のカステラづくりにおいて、ただ単に混ぜるのではなく、混ぜるという行為に様々な技術があり、単にルセット(レシピ)を読んだだけでは分からないことなのよということが判明。以来、主人公くんは混ぜ混ぜスキルを獲得するために、楓花の店に足繁く通うことになるのでした。主人公くんと共同作業でカステラづくりに挑む楓花は今までは自分が趣味程度にしかお菓子作りをしてこなかったが、主人公くんの真剣さに心打たれて惚れこんでいくようになります。お弁当つくってあげて一緒に食べるところとか微笑ましくてまたりできます。
- 金平糖
- カステラづくりに成功し好感度が上昇するとフラグ成立。楓花ルートでは主人公くんから告白します。そして期末試験課題は、ののかルートと同じくテーマは「チャレンジ」。今度もペア作業であり、楓花はおじいちゃんお得意のお菓子である金平糖を選択し、主人公くんと挑戦していくことになります。あとイチャラブ描写が結構挿入されて期末試験の勉強をするという口実で生殖行為に励むのでした。あなたたち勉強しなさい。で、金平糖づくりですが、金平糖は作るのに時間のかかる根気のいるお菓子らしく、専用の大きな鍋?みたいなもので作っていくそうな。この辺の描写があんまりイメージできないので一枚絵かデフォルメ絵が欲しかったものよ。そして進路選択の問題。真剣に製菓作りに取り組む主人公くんの横顔にきゅんきゅんする楓花に、おじいちゃんのアドバイスが炸裂!!金平糖のようにじっくりと時間をかけて自分のやりたいことを遠回りでもやっていけばいいと。これを聞いた楓花は主人公くんと道を歩むことを決意。主人公くんも和菓子職人を目指すことになり、ハッピーエンドを迎えるのでした。まぁ主人公くんが和菓子職人を目指す理由とかホイホイ処理されますが。