僕の未来は、恋と課金と。体験版の感想・レビュー

スマホゲーを題材にした学園モノだが、一番のウリはCUFFSを筆頭とする過去作キャラ総出演。
作中に出てくるスマホゲーの題材が、過去作のキャラを集めて育成!という設定。
ねこねこソフトの『すみれ』のように過去作メタってシナリオに絡められればすごくよさそう・・・
トノイケダイスケの『Garden』を見ると、涙しか出てこない・・・生きているのかしら?
体験版ではギルドメンバーでオフ会したら全員顔見知りでした~というオチの所までプレイできる。
ゲーム内ゲームをどれだけ濃く描けるかでシナリオの出来が問われるかと思われる。

一番のウリはなんといっても過去作総出演のゲーム内ゲーム!

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  • 過去作のキャラカードにキャラデータとシナリオ概要を入れれば再評価され再び売れるのでは?
    • 高校生の主人公くんはバイト戦士。コンビニで奮戦した結果、ついに給料でスマホをゲットします。そして始めるスマホゲー。このスマホゲーの内容が本作品の一番の魅力でウリとなっており、なんと!CUFFSを筆頭として系列メーカーの過去作のキャラが総出演してくれるのです!!!主人公くんはガチャを引き、キャラを集め、ゲーム攻略をしながら、ヒロインたちとの情交を深めていきます。ゲーム内でのフラグ構築が現実にも適用されてドキドキだね☆という構図は、ねこねこソフトの『すみれ』でやりましたね。そのため、このゲーム内ゲームであるスマホゲーの描写が一番重要になってくるかと思うのですが、なんか体験版では詳述される様子もなくあくまでもフラグ構築の小道具という位置づけになってしまっています。
    • むしろ主眼としては、スマホゲー内での関係をリアルに遡及させることの動揺を描くことに重点が置かれています。攻略キャラは全部で5人で(1)優等生であるためスマホゲーをやっていることを隠そうとする(全然隠せていないが)メインヒロインの綿谷梓を筆頭に、(2)コンビニバイトの先輩で教職を目指しており実習生として学園に赴任する間原汐里、(3)ゲームのキャラに声をあてている中の人の朝森みつき、(4)コンビニでリンゴカードを買い占める大富豪の御令嬢西園寺菜々、(5)主人公くんの悪友ポジションで廃課金勢の北見莉央。この5人とスマホゲーをきっかけに仲良くなり現実世界でも情交を深めていくという過程がメインとなりそうです。
    • 体験版の時点では、全員のリアルでの顔合わせと学園に集合したという段階までなので、物語の目的などは提示されず、まだまだ未知数といったところ。スマホゲーの描写をどれだけ掘り下げられるかと、ネットとリアルの行き来をシナリオで表現できるかで作品の面白さが決まりそう。せめて何を目指すのかくらいは体験版で提示してもらいたいものよ。しっかし、トノイケダイスケのCUFFS3部作『さくらむすび』、『ワンコとリリー』、『Garden』がまだ見られるなんて嬉しい事この上ありません。F&C時代の『水月』とかも良作ですよ!!

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