雑録

ひとつ屋根の、ツバサの下で「共通√」の感想・レビュー

飛行艇乗り達が第二次大戦の機体を操って空技戦を行う青春群像劇。
体験版では流され気質のヘタレ系主人公くんが奮起するところまで描かれました。
共通√は空技戦の校内予選に勝利するところまでが扱われ、打ち上げ後に個別√に入ります。
しかし一番の見せ場のはずの空技戦がアッサリと終わっちゃう。校内予選楽勝すぎ。
もっと血湧き肉躍る戦いが見られると思っていたのに割と瞬殺でした。
何より空技戦ワケアリ少女の一彩が、なし崩し的に参加を決めてしまったのが残念かもしれません。

概要


  • 零戦娘編
    • 明るく元気担当の零戦娘の苦労話。零戦娘は最近、自分の機体を購入したばかり。機体の仕様も空技戦用ではありませんでした。そのため先立つモノはカネということで、金銭的に苦労することになります。無理してバイトを増やそうとするのですが、周囲は倒れてしまわないかとヒヤヒヤと心配するのですね。
    • 特に主人公くんは零戦娘が周囲から口汚く罵られていることを知ることとなります。明るく元気な零戦娘はどんな男に対しても積極的に絡んでいきます。男は自分に好意を持ってくれれば他意はなくとも嬉しいもので、零戦娘をチヤホヤするのです。それを見た女子たちは面白くないというわけで、飛行機に全資本を投入する零戦娘を揶揄して、ビンボー、守銭奴などと呼称します。当然本人の耳にもわざと聞こえるように言うため、明るく元気な零戦娘もたまには落ち込むこともあるのです。
    • いざゆけ主人公くん、お前がサポートするんだ!!と応援しながらクリックしていたのですが、結局はなんか有耶無耶な感じ?零戦娘のバイト先は飛行機のパーツショップであり、そこの店主のジジイは主人公くんの祖母と旧知な仲であり、必要な部品は持ってけ!!的な展開になります。主人公くんがした活躍は拗らせ少女:一彩と共に生徒会長を説得したことくらい?生徒会長は自ら誘っておきながら零戦娘が過労で倒れるかもと危惧して参加を拒んでいました。そこを俺らがサポートするぜフンフンと意気込んで頼み込むのですね。こうした紆余曲折を経て零戦娘もついに空技戦加入が決まります。
    • ちなみに主人公くんも空技戦に加入する際、祖母から貰った震電を理由にしたら、生徒会長から怒られています。そこに自分の主体的な意志はないの?おばあちゃんから戦闘機もらったから空技戦に参加するの?的なノリ。主人公くんは機体がどーのこーのではなく、編隊飛行が楽しかったんだ!!と理由を述べることになります。


  • 特訓編
    • 爆撃機担当の生徒会長が戦闘機乗りたちを連れて来たよ!戦闘機乗り!?震電乗りの主人公くん(祖母の七光りです)、零戦乗りの元気っ子(ズブの素人です)、スピットファイア乗りの不思議系炉利(天才肌の富裕階層です)。そんなわけでツバサ荘チームが結成!!今まで空技戦を殆どやったことなどなかったメンバーズは校内予選突破に向けて練習し始めます。クッ、練度が足りない→→特訓回。生徒会長はコネを使って、空技戦本戦でバシバシ活躍している他校チームを召喚し、稽古をつけてもらいます。
    • この時、今まで傍観者を気取りながらも、経験者ということで色々と手助けをしてくれていた一彩がなし崩し的に参加することになります。ワケアリフラグをバンバン立てまくっていたので、どのようにして一彩が過去と向き合うかにすごく期待していたのですが・・・なし崩し的に参加しちゃんだ、ライターさん。個別√用に取っておくつもりなのかもしれませんが、さすがに「漢気溢れる一彩ちゃんはチョロインで必要に迫られるとすぐ引き受けちゃうの」ってのは、もう少しなんとかならなかったものかと。うん、この一彩ちゃん可愛のですけれども。
    • そして他校チームは、素人集団ツバサ荘チームに対して容赦のない厳しい訓練を施すのですが、練習メニューはよく考えられており、割とメキメキと上達していきます。個人的予想では、この特訓の後にもツバサ荘チームが色々と努力する場面が描かれるのであろうと読み進めていったのですが、ソッコーで校内予選編に入ります。


  • 校内予選編
    • 少し特訓編短いようにも感じたのですが、そこはホレ、きっと空技戦での熱いバトルを早く見せたかったからに違いない!!と思いましょう。そして空技戦ってどんな戦いやねんとルール説明を待ち望んでいたのですが・・・。あまり詳しい説明はありませんでした。端的にまとめると、爆撃機が設定されたエリアに投爆することが目的。戦闘機は爆撃機を護衛したり逆に相手の爆撃機を狙ったりして、敵の戦闘機と空中戦をする。そんな感じです。
    • 1回戦はイロモノ機体チーム。第二次世界大戦の時に開発段階だったものや量産されても数が少なかった機体と戦います。変わった形の飛行機をたくさん見れて楽しい!と思っていたのですが完全に噛ませ担当。相手チームはオタサーの姫が率いる集団で、男たちは戦果を上げて気に入られようとバラバラに突撃してくるのみ。良かった所は初めてのバトルで慌てる零戦娘が生徒会長に導かれながら自分を取り戻し、各機の援護に成功して撃墜に貢献するところなどがあります。
    • そしてイキナリ決勝戦。2回戦以降カットです。この決勝戦でこそ、1回戦とは異なり、血湧き肉躍る熱いバトルが描かれるのであろうとワクワクしていたのですが・・・。相手チームは驕り高ぶり慢心しきっており、ツバサ荘チームのことなど何一つ研究してこなかったのです。それどころか戦闘中にもう勝った気になり、勝利後何するとかどこ行くとか雑談する始末。そんなチームが特訓してきたツバサ荘チームに勝てるわけもなく次々と撃墜されていったのでした。
    • こうして校内予選をわりとアッサリと勝ち抜き、勝利を祝ってBBQ大会。この打ち上げの夜、選択肢が出て個別√に入って行くこととなります。