雑録

瞬旭のティルヒア プレイメモ 第三章〜第四章(了)

もしスチームパンクシリーズで幕末維新を描いたら〜戊辰戦争編〜。
三章から歴史の特異点により異能バトルとなりトンデモ対人戦が展開されます。
終局部は空中要塞五稜郭が発動し、蒸気機関ロボットとの攻城戦が描かれていく。
なんか最後はご都合主義エンドとなり、主人公とヒロインが落ち延びて幸せエンドとなる。

トンデモ幕末維新物語の概要


  • 女の為に命を捧げる展開
    • 戦いに敗れ大切な女;りんも失ってしまった伊庭八郎。そんな彼を救ったのが、『黄雷のガクトゥーン』の主人公である二コラさん。彼に拾われ傷を癒しロボットアームを授けられ、りんを救うために立ち上がります。このロボットアームを授けられるシーンがこの作品の一番の見せ場かもしれません。何のために戦うのかを問われた主人公くんが身分や職責ではなく、女の為に個人として命を懸けるという決意をするのです。そんなわけで雷の異能を得た主人公くんは、周囲の人々の犠牲を踏み越えながら、りんを取り戻します。何かここらへん片っ端から登場人物たちが散っていきます。深く掘り下げられてもいないキャラたちがさまも己の生き様をかけて死んでいくように見えるので滑稽かもしれない。
    • そしてまた、歴史改編の謎も解き明かされます。未来視により判明した史実が気に食わない坂本龍馬などが、歴史に叛逆して違う未来を描き出そうと画策していたのですね。



  • 感情喪失モノ
    • ロボットアームにより異能を手に入れた伊庭八郎でしたが、その代償は大きく、力を使うたびに五感や感情を失っていきます。ここで『シュナの旅』展開が発動します。最初は無感情なヒロインの女に、主人公の男が色々と良くしてあげることで、女が感情を得ていくのですが、今度は逆に男がダメになってしまいます。そうすると、今までの恩義もあり、愛情を手に入れた女が、男に尽くし、男は女に生きるよすがを得るのです。
    • 本作では京都から東海道沿いに江戸へと逃げながら、心を亡くしていく伊庭八郎に対し、りんが尽くしていくことになります。感情を亡くしていくことに慄く伊庭八郎に母性を与えればフラグは成立さ。りんは伊庭八郎に女を捧げることで癒しと赦しを与えるのでした。しかし、ここで突如の急展開。なんとまたもやりんが攫われてしまいます。舞台は五稜郭の戦いへ。



  • 空中要塞五稜郭
    • ハイパーロボットと空中要塞のバトル。これまで幕府方を牽引してきた勝海舟が何時の間にか退陣しており、榎本武揚がしれっとトップになっています。えー、これまで立ち絵すらでてきてなかったじゃん!しかも今まで幕府側フルボッコにされてたのに、ここで盛り返すの?なんでもグラバー商会は、力が拮抗する新兵器同士の戦いのデータが欲しいとのことで、幕府軍にもテコ入れを行い、空中要塞五稜郭を与えたのだとか。そして攫われたりんは、五稜郭を動かす装置とさせられているという寸法さ。りんは人間ではなく機械装置だったのです。それでも伊庭八郎はりんを救うために五稜郭に潜入し、並み居る敵を打倒して、ついにりんを救い出します。
    • こっからがご都合主義満載。ほとんど感情を無くしてしまった伊庭八郎を覚醒したりんが救済。なんとりんはアイヌの神であり、楡の木を顕現させて伊庭八郎を護り、傷ついた兵たちを癒したのです。伊庭八郎は左腕も記憶も回復し、りんも何故か人間として復活。新政府からお尋ねものとなっているため、北海道の原野で狩猟生活をしながらほとぼりが冷めるのを待つよエンドとなります。二人には赤ちゃんもできて良かったね!ハッピー!!となるのでした。