ハイスコアガール「ROUND7」の感想・レビュー

1994年6月修学旅行編その1。ゲームにばかり夢中のハルオが無意識に日高さんとイチャコラし、大野さんを怒らせてしまう話。
原作だと大野さんの無表情から怒りを読み解くことが求められましたが、アニメ版では明確化されている。
大野さんはハルオの「ご」というセリフから「ゴメン」と言って欲しかったのに「豪鬼」の出し方教えてくれ!と来たもんだ。
さらには修学旅行の道中に日高さんとシケ込んだ話を堂々と披露し、嫉妬を買ってしまうのであった。
原作だと無表情で儚い感じでハルオへの感情を訴える大野さんが、アニメ版だとファンキーになってる感じ。

アニメ版ならではの大野さんの表情に注目!


  • 大野さんとは2ヵ月以上すれ違ったままなのか・・・不憫な。
    • ハルオとの交流もままならないまま、時間ばかり過ぎていく日常。大野さんはその容姿端麗なお姿から周囲から言い寄られ告白を受けまくります。偶然、その場に居合わせたハルオ。ゲーム雑誌を読みながらパンを齧り、周辺機器やオリジナルグッズにワクワクしていたら、いきなり告白劇が始まっていたでござるの巻き。あえなく振られてしまうモブ男子だが、ハルオは因縁を付けられて大野さんとの関係を問いただされることに。ここでハルオは悩んだ末に、よりにもよって「目の上のたんこぶ」といってしまったのでさぁ大変。立ち去る大野さんを追いかけるハルオは、「ご・・・」と言いかけます。大野さんは「ごめん」と言って欲しかったのでしょうね。しかしハルオの口から出たものは、「ごうき」の出し方を教えてくれ!大野さんは怒り心頭。この描写がアニメだと明確に怒りになっており、ハルオへの大野さんの愛情が分かりやすくなっていますね。そして宮尾も大野さんにホレてしまい、ハルオの名言「恋に待ちガイルなんて、ねぇと思うぜ」が発動します。
    • で、修学旅行。先公に頼まれて停車中にジュースを買っていたら新幹線が出発してしまいおいてけぼり。ただし日高さんと二人きりで。という怒濤の日高さんラッシュが続きます。ゲームに熱中しているハルオに呆れる一方で、熱中できる姿に対して好感度を勝手に上昇させていくのでした。宿泊先に到着後、ゲームコーナーに引き寄せられたハルオは、そこで同じように吸い寄せられた大野さんに出会います。そしてあろうことか、日高さんとしけ込んだ話を自慢げにしてしまうのです。またもや大野さんのヘイトが高まってしまったのでした。なんか原作だと無表情で儚い感じの大野さんですが、アニメだとやはり印象が違いますね。ポニーテールアタックの時、「ふんっ」って言った?

原作だと儚い感じ