スーパーカブ 第7話「夏色の空、水色の少女」の感想・レビュー

蕎麦屋のおかもちとリヤカー牽引を出す為に文化祭でアクシデントを発生させる。
ホント、カブを活躍させる為だけにアクシデントを発生させるよなこのアニメ。
ふぇーん、先生が急遽車を出せなくなったとか強引すぎるよぉ。
原作にあった他校の先生から原付が危険だと絡まれるシーンもカット。
アニメだと心情描写も薄いため原作での文化祭ブッチ魂がかき消されてしまった。

カブを活躍させることが前提で構築されるシナリオ~蕎麦屋のおかもちとリヤカーを出すには~

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  • 原付を馬鹿にされてムキになる主人公ちゃんの図
    • 今回は文化祭の話。原作ラノベだと主人公の「文化祭なんてパリピリア充どものイベント参加するわけねぇ」という魂が見られますがアニメではカット!さらに原作では他校の先生に原付あぶねーのに女の子が乗ってるなんてどうよムーブをかまされますがアニメではカット!!アンマリ原作と比較だけしていても仕方がありませんが……
    • この作品の特徴として、原付を活躍させるために強引なシナリオ展開にするということが挙げられます。今回は蕎麦屋の出前のおかもちとリヤカー牽引を登場させるために、イキナリ教員が物資運搬の車を出せなくなったとかいうノリ。文化祭ブッチ上等の主人公でしたが、原付に物資運搬などできねーだろと煽られてムキになり、礼子ともども出動します。
    • この主人公、内弁慶というか慣れた相手には距離感が近いというか、礼子に対してざっくばらんになりまくり。変にクールぶっており扱いがゾンザイになりつつあります。さらに社会的身分が自分よりも下だと認定した相手には、マウントをとっていくスタイル。原付に憧れる小柄な少女に対して偉そうに説教垂れる主人公……。おま、最初の方ガソリンつきたことが原因でエンストしたことすら知らず途方にくれてたやんけ……

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