スーパーカブ 第9話「氷の中」の感想・レビュー

カブにウィンドシールドをつける話。
当初はダサい、カネ無いとか言ってたJKたちだが、ひとたび乗ればあら不思議。
ハンドカバーの時と同じパターン展開であり、機能性が分かれば購入決定。
カブ乗り仲間の主人公と礼子が冬支度でキャッキャとはしゃぐのだが……
今回からグループの仲間入りした椎ちゃんはさっそく疎外感を抱くのであった。

椎ちゃんの疎外感に溢れる描写が目立つ回でしたね

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  • あの手この手ですり寄るが、カブの話題には入れない
    • 文化祭で困っていた少女を助けたら、主人公たちにすり寄ってくるようになったぞ!その少女の名は椎ちゃん。前回に引き続いての登場です。今回は椎ちゃんが貢ぎ物持参で一緒にランチを食べようと申し出る所から始まります。しかし椎ちゃんがカブ仲間2人の話題に入ることはなかなか難しいようです。店に誘ってコーヒーを御馳走したり貴重な衣類を譲ったりして必死に仲間になろうとします。
    • しかし友人というのはなろうと思ってなるものではありません。主人公と礼子を繋いでいるものはカブ乗りという絆のみ。バイク乗りとはそういうものさ。慣れ合わないのです。椎ちゃんが二人の仲間になるにはカブ乗りになるしかありません。彷彿とさせるのは『20世紀少年』にでてきた秘密基地を作る仲間に入れなかったキャラ。楽しそうにキャッキャするシーンを見て、羨むことしかできなかったのです。これは椎ちゃんもカブ乗りになるフラグかもしれません。
    • 一方主人公と礼子は椎ちゃんなど歯牙にもかけず、冬支度の話題で盛り上がります。彼女らの関心の対象となっているのがウィンドシールド。主人公は高いと渋り、礼子はダサいと馬鹿にしていたのですが、知り合いのおっちゃんの職場に押しかけ試し乗りさせてもらえばあら不思議。その防寒っぷりに感激サクッと購入を決意したのでした。この時に乗らせてもらったカブが廃棄寸前ということだったので椎ちゃんはこのカブに乗りそうな予感。あとこの子たちはストッキングを履くという発想はないのだろうか?と思ったのは私だけではないはず。

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