雑録

「あざらしそふと『年下彼女』先行プレイ動画」の感想・レビュー

生きるのが苦しいだめなにんげんに生存のゆるしを与えてくれることで有名な夜のひつじ先生の新作。
本作品は迷子教室と同じく教員が主人公。押しかけ年下親戚と交流していくことになる。
夜のひつじ先生と言ったら教員が精神崩壊するのは必至だと思われるので期待大。
迷子教室の名シーン「世界は俺を必要としていない」という境地に至るシーンは圧巻であった。
プレイ動画でも教員の過労死しそうな様子が「うっすら」と感じられる。
単なるキャラゲーな感じもしますが、夜のひつじ先生らしさがどれだけでるかで勝負が分かれる。

夜のひつじ先生をあざらしそふとは使いこなせるのか!?

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  • 生きることをゆるしてほしい
    • 【1】真っ当に生きられるのならそれでよいと思います。しかし人生の意味とか考えるともうだめ。本当は人生に意味などないことは分かっており、それを自分で価値づけしなければならないということは重々承知しているのです。自己肯定感とか生き甲斐とかいうやつ。しかしそうやって肯定的に生きられない人も中には存在しています。そんなだめなにんげんをゆるしてくれるのが夜のひつじ先生の作品群です(個人的にはオサジューの義務教育編が好き)。
    • 【2】今回は教員が主人公ということで、迷子教室を意識せずにはいられませんよね。迷子教室と言えばりこ√が異彩を放っており、ずっと頑張ってきた教員の心がとうとう砕け散ってしまうところが印象的でした。そして自分が居なくなったとしても、学校や社会が順調に回っていくことを悟るのです。「世界は俺を必要としていない」という境地に至ったところは震えましたとも。
    • 【3】夜のひつじ先生を起用し、教員を主人公にするということは、今回もきっと教員が精神崩壊することでしょう。そしてそれを癒すのが、押しかけてきた年下の親戚という流れ。主人公のガードが固く一線を引こうしている所がウリであり、それにも関わらず障壁を乗り越えてグイグイ来るというのがコンセプトなのだとか。これ系の作品は如何に主人公が鉄壁っぷりを発揮するかにかかっているので、(主人公が)簡単には攻略されないで欲しいなぁと思うことしきり。
    • 【4】夜のひつじ先生といえばヒロインにも重度なトラウマや問題があり拗らせていることでも良く知られています。動画からはヒロインが主人公に対してやや依存的な傾向を示していることも読み取れるので、どうなっていくかが楽しみ。幼少期に交わした約束の実現が公式サイトで取り上げられていますが、どうしてヒロインが年齢を重ねながらもその約束を信じ続けてきたのかを掘り下げて欲しいと思っています。兎にも角にも夜のひつじ先生が筆を執るというので、ライターのウリをきちんと引き出せるかどうか。メーカーの質も問われてきます。

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教員精神崩壊シリーズ