【感想】亜美寿真「まなばせ」を読んだ

真面目系クール系黒髪JKがバイト先の本屋の店長を誘い受けする話。
思春期な少女は春画に興味津々であり凝視していたが故に接客トラブルとなる。
店長がクレーム対処に当るが少女は退勤時間を過ぎても待っており車で送ることに。
車中少女は当該書籍を食い入るように貪り読み、誘い受けムーブを発動する。
間の取り方や全体図とアップを適宜取り入れるコマ割りの見せ方が凄くて勉強になる。
最後は関係性を継続しようとする少女を断ち切り日常に回帰するビターエンドとなる。

真面目系黒髪クールの表情変化や間の取り方のコマ割りがとても良い

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  • 貪るように車で書籍を読み耽り、去り際に脚部に体液を伝わらせるという表現
    • オッサン店長とバイトJKの年の差モノ。JKが接客トラブルを起こし、店長が冷静に処理。その原因は春画を手に取った客をバイトJKが凝視していたというクレームであった。退勤時間を過ぎても帰らずに待っているなんて責任感が強くて真面目だなぁと家まで車で送ったのが運の尽き。なんとJKはバイト中本当に客が持つ春画を凝視していたのであった。曰く元彼との房事の際快楽を得られなかったため、書籍で学びを得ようとしたとのこと。そんなJKに対し試みに書籍を与えて見ると車の中で食い入るように貪り読むのであった。この本を読んでいるだけのコマが一番グッとくるシーンであろう。熱中するあまり、自宅へのナビもすっぽかすほどの集中。車から降りる際に、脚部に伝わる体液がJKの感情を間接的に示しており大変素晴らしい。そして振り向きながら書籍ではよく分からなかったからと本番のご教示を請うのである。車の中でレッツプレイ。途中でお母さんから電話がかかってくるお約束イベントも情感を醸し出すぞ!情事後のトロ顔が行為の良さを示しており赤面しながら息を切らすところは是非ご覧いただきたいところ。ラストは頬を紅潮させながらもじもじと店長に関係の継続を申し出ようとするも、大人な対応を取る店長はバッサリと一刀両断。ビターエンドで終わるのもまた味わい深い。

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