【感想】ブルーアーカイブ「桜花爛漫お祭り騒ぎ!~空に徒花 地に忍び~」(2021.02.25-03.11)

久田イズナが如何にして先生を主君として仰ぐようになったかを描く話。
先生はお祭り運営委員の河和シズコから桜花祭がチーマーに妨害されていると相談を受ける。
そのチーマーの一団の中に何故か久田イズナがおり、彼女はあまり頭が良くなく利用されていた。
イズナは忍者に憧れていたため、首謀者は忍者を尊重するフリをして、イズナを動かしていたのだ。
イズナはいい年して忍者好きなことにコンプレックスを抱いており自己の夢を引け目に感じていた。
だからこそ忍者を肯定してもらえると嬉しくなってしまい、ホイホイと乗せられてしまっていたのだ。
そんなイズナの夢を心から肯定してあげればフラグは成立。イズナは先生に対して好感度を爆上げしていく。
先生と首謀者の間で揺れ動くイズナだが、天井裏で様子を窺っていたら首謀者の真相を知ることになる。
首謀者はイズナや忍者に対して否定的で心無い言葉を吐きまくり、イズナのプライドをズタズタに切り裂く。
しかし先生は忍者のカッコ良さを肯定したため、イズナは先生こそ主君と認め、首謀者を倒して悪を断つ。

久田イズナ物語~自己の趣味趣向と世間一般の価値観の狭間でコンプレックを抱える少女~

夢にコンプレックスを抱いている少女を肯定せよ!

ブルアカイベスト「桜花爛漫お祭り騒ぎ!」の主役を張るのは久田イズナ。彼女は忍者好きであるものの、JK1の女子なのに忍者好きであることは普通ではないことも十分理解していら。それ故、忍者好きであることにコンプレックスをも抱いていたのである。それ故、久田イズナは忍者を肯定されると嬉しくなってしまうのだ。彼女はあまり頭が良くないこともあり、桜花祭の妨害に利用されてしまう。チーマーたちと共にお祭り中に騒動を起こし、お祭り運営委員の邪魔ばかりしていたのだ。そんなわけで先生は依頼を受けて問題解決に乗り出すことになる。

久田イズナは先生率いる運営委員や修行部の皆により敗北を重ねる。また先生が一人の時に襲い掛かったところ、逆に懐柔されてしまい一緒にお散歩に行くことになる。二人で露店を巡ってお祭りを楽しみながら、イズナは自身が抱いている忍者の夢や、それによって生じている悩みなどを吐露することになる。それに対してイズナの忍者の夢を肯定してあげればフラグは成立(今や三重大学にも国際忍者研究センターがあり忍者学講座がある時代だからねぇ)。イズナは自分のアイデンティティの根幹を受け容れられ先生に好感度を爆上げしていくことになる。

しかしここでイズナの心が揺れ動く。忍者は主君を裏切れない。先生は好きだけれど任務があると二律背反アンビバレンツ。そんなわけで先生が捕まり首謀者の前に連れていかれても天井裏で様子を見る事しか出来なかった。だがここで先生と首謀者のやり取りから、イズナは自分が利用されていることを知る。しかもそれだけでなく首謀者は忍者を否定し、心無い言葉を吐き散らすのである。これによりイズナのプライドはズタズタ。ただでさえ忍者好きであることにコンプレックを抱いていたのだから当然である。

だがしかしここで先生はあくまでも忍者を肯定。忍者ってカッコイイじゃんという姿勢を貫くのだ。これを聞いたイズナは覚醒し真の主君が誰であるか再認識するのである。イズナの主君は先生だと!こうしてお祭りを妨害していた首謀者を打ち倒し、平和が訪れる。ラストで花火を眺めながらイズナは先生を主殿として慕うようになる。また今まで一人で活動してきたが、忍術研究部の門を叩いたのであった。

イズナ、即落ち2コマ漫画

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イズナ、騙されていること知り精神崩壊する

先生がおべっかではなく心から忍者を肯定してくれたため、イズナは精神崩壊から立ち直る!
久田イズナ、先生を真の主君であると見出す
久田イズナ、自分の夢を肯定的に捉えられるようになり先生を主君と仰ぐ