明日ちゃんのセーラー服 第3話「部活はもう決めた?」の感想・レビュー

部活選びを通して委員長および眼鏡っ子との交流を描く話。
当初は勝手に『安達としまむら』形式で百合セカイ系を描くと思っていたが……
なんと主人公が次々とクラスメイトを攻略していく百合ハーレム物っぽい路線だった。
委員長は主人公に開発されたことで自撮りの快感に眼覚め写真部に入部。
眼鏡ちゃんは主人公の部活選びに付き添い演技の才能を見抜くと演劇部を薦める。
こうして部活選びが決まったのだが、脚に対して物凄くコダワリを感じさせた。

主人公が次々とクラスメイトを攻略していく

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委員長、自撮りの快感に目覚め、写真部に入る
  • 委員長攻略
    • 体育の授業の徒競走のタイム計測の際、裸足で爆走する主人公。その姿は注目の的となり、上級生にも知れ渡ることとなります。当初は焼きを入れられるのか!?と思いきや、その実態は部活のスカウトであり、主人公モテモテ状態。そんな中、上級生に対してもキッパリと発言できるのが委員長であり、困っていた主人公を助けてくれるのです。薄い本だと社会正義を振りかざした結果「分からせ」をされてしまいそう。しかし本作は健全であり、先輩は素直に去っていきます。主人公の溌剌さは委員長の心を打ち、さらに圧倒的コミュ力によって篭絡されてしまうのでした。主人公から自撮りを送って欲しいとのおねだりに最初は躊躇するものの、試しに撮っているうちに快感に目覚めていきます。あられもない姿で艶やかな自撮りが決まった際には得も言われぬ感情に支配され、さらに主人公にその写真を送ってしまうのです。送る所までが自撮りだよね!ということで、委員長は新たなる性癖が開発されたのでした。よもやこの自撮りが部活決めで委員長をして写真部を選ばしめる伏線になろうとは!!

 

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眼鏡さん、主人公の読み聞かせにより膝枕で寝落ち
  • 眼鏡っ子攻略
    • B-partでは眼鏡っ子が攻略されます。主人公の部活選びに付き合ってくれるのがこの眼鏡さんであり、様々な部活見学に付き合ってくれます。眼鏡さん自身は文芸部一択であり、即座に決めた模様。体験入部を梯子していたら、突然雨に降られた二人は、プレハブ小屋で休憩することに。眼鏡さんは主人公にブレザーを貸してくれて、キャミ+ブレザーなる姿がお披露目となります。雨宿り中、主人公は眼鏡さんの小説に興味を示します。眼鏡さんは朗読が苦手なようで、主人公が読み聞かせをするという流れになります。そこで情感たっぷりに語り出す主人公の姿は眼鏡さんの好感度を爆上げ。本の読み聞かせは寝かしつけにも使われる如く、眼鏡さんは主人公の膝の上で眠りにつくのでした。目覚めた眼鏡さんがウトウトしながらお母さん?と呼んでしまうのいいよね。こうして朗読により主人公の演技の才能を見抜いた眼鏡さんは演劇部を薦めるのでした。委員長の脚描写にしろ、眼鏡さんの膝枕にしろ、脚描写にかなり力を入れていることがうかがわれます。

感想まとめ