写真部のクラスメイトに依頼され友達がテーマのモデルとして撮影される話。
今回の主役は主人公に自撮り写真を送ったことで快楽を覚えた谷川さん。
写真部で課題に即した小冊子を作ることになり主人公にモデルを依頼する。
学園各所で撮影をしていたがソフト部の流れ弾により制服が汚れ寮で洗濯することに。
待ち時間の最中、兎原さんからお菓子作りのレクチャーを受けるのだが大失敗。
兎原さんは主人公が完璧超人だと思い込みプチ嫉妬と引け目を感じていたが人間臭さを知る。
谷川さんは主人公の破れた靴下から何事にも一生懸命なことが主人公のイメージと知る。
写真撮影会と寮訪問とお菓子作り
- 何事にも一生懸命で人間臭さもある。それが主人公の魅力
- セーラー服を身にまとい、そのコミュ力で次々とクラスメイトを攻略していく我らが主人公。今回は写真部に入った谷川さんの依頼で友達がテーマのモデルをすることになります。校内を巡回しながら写真を撮っていきますがなかなかしっくりこない様子。谷川さんが主人公に抱いているイメージと違うというのです。主人公のイメージってなんじゃらほい?それを解きほぐすのが今回の主題となります。そんな折、突如ソフト部から流れ弾が!水たまりが跳ねて制服が泥で汚れてしまいます。シミになったら大変!ということで、流れ弾を飛ばしたソフト部の兎原さんに連れられ寮に洗濯しに行きます。ここで兎原さんは自分の一張羅を貸し与えるのですが、なんとそれがあまりにも似合ってしまいます。主人公の明るさやスタイルの良さ、溌剌とした清楚さがその白いワンピースに表象されるのです。これには兎原さんはプチ嫉妬を抱いてしまい自分が主人公だったら東京の学校に行ったとか軽い嫌味を言ってしまいます。そんな兎原さんですが待ち時間の間にはお菓子作りの才能を披露し、寮内のみんなの人気者になっている姿を見せつけます。さらに主人公がお菓子作りに興味を持つと、実際にやらせてみせるのですが大失敗。これにより兎原さんは主人公が完璧超人ではないと知り一安心。自分で勝手に作っていた壁みたいなものを取り払う事に成功したのでした。料理できるだろうと思ってあまりレクチャーしなかったみたいですが、わざと教えなかった説とか暗黒面の二次創作とか出そう。そんなわけで主人公にイメージがまたひとつ更新されるなか、洗濯が終わりもとのセーラー服へお着換え。ここでさらに主人公への親しみポイントになるのが主人公の破れ靴下。特に谷川さんにとってはこの破れ靴下によって主人公へのイメージが言語化されることになります。主人公の靴下に穴が開いてしまうのは、毎朝走ってバスに手を振っているから。谷川さんはバス登校だったので毎日その姿を見ていたのです。破れ靴下とはまさに何事にも一生懸命な主人公の象徴!イメージを具体的にできた谷川さんは見事主人公の写真集を作り上げたのでした。
感想まとめ