ランドソル国の治安低下回。王宮騎士団の機能低下と国外勢力のスパイ侵入。
国内の治安を司る騎士団の機能低下は著しく、ついには団長に嫌疑が向けられる。
他方で国外勢力のスパイが侵入しており、国内の情報が垂れ流しにされていた。
そんな中、主人公くんたちは無機物を操作するスライム事件に巻き込まれる。
このスライムが団長の鎧兜を操り人々を襲っていたことが判明しボスバトルへ。
これを倒すことで騎士団は再編成され、スパイには情を湧かせることに成功した。
主人公くんバトルで何もしてねぇ。お得意のバフ能力はどうした!?
統治者を喪ったランドソル国は治安が低下しましたというお話
- 祖国愛の前提に根差す郷土愛
- 今回はサブキャラのギルドがメイン。王宮騎士団と外国勢力という2種類が登場しました。王宮騎士団は団長が失踪し、夜な夜な人々を襲っているという疑惑が蔓延していました。真相は無機物を操るスライムが犯人で、団長は武装していた鎧兜を奪われてしまった模様。団長を慕う団員たちは、団長がそんなことをするはずがないと口では言いつつも疑いは隠せなくなりつつありました。そんな団員を励ますのがなんとクリスおばさん。このおばさんは刺激に飢えているだけの愉快犯である様子。団長がホンモノなら殺し合いをしたいとのたまい暗に犯人は団長ではないと示唆してくれます。
- 一方で国外勢力のスパイもランドソルに侵入していることが明らかになります。しかもこのスパイはヘッポコ。こんなヘッポコなスパイが侵入出来てしまう程、ランドソルは治安が悪化しているということが示されているというワケ。モニカという名の炉利スパイは無機物を操るスライムにいち早く気づき、これをおもちゃにつけて大儲けを企みますが、なんとその親元を発掘してしまうのです。襲い掛かる巨大スライムに飲み込まれてしまうモニカたち。
- さらにはこの巨大スライムが団長の鎧兜に憑依し、レイドボスバトルへと突入します。この過程でランドソル国の市民の皆さんもバトルに参加し、飲み込まれたモニカたちを助けてくれたのです。これでモニカは恩義と引け目と情が湧いてしまい、スパイ活動が手ぬるくなってしまうというワケ。またバトルには団長の鎧兜の中身の人も参加し、騎士団は一気に士気が上がります。ラストはいつものごとくペコ姐さんがフィニッシュ。あれ、主人公くんはどうした!?バトルで主人公くん何もして無くね?私が見逃しただけか?一応、夜襲を受けた際にコッコロちゃんを守るため機敏な動きを見せていましたが、バトルでは何もしてねぇ。バトルが終わった際に炊き出しでスープを作りモニカを改心させる一助にはなっていましたが……。
- あと伏線としては前回ラスボスに囚われたピンクの蝶々を使う炉利が藪医者のギルドと繋がってるぽい描写が挿入されましたが、これがどうなるんでしょうね。