プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2 Menu9「近づく心、すれ違う魂〜クレープは誓いの味で〜」の感想・レビュー

世界の創成者が混沌の責任を感じ元凶を倒そうとするが寸での所で返り討ちに会う話。
主人公たちが冒険している世界はゲーム内セカイ。なぜか現実の記憶を忘れているぞ。
このVRMMO的なセカイでは文字通りキャラ達がロールプレイしているわけだが問題が発生。
制作者の一人がゲーム内の王国を簒奪し、国民を襲撃しては魔力を吸収し始めたのである。
その理由は制作者のキャラが壊れていたことに起因し、延命措置を図っていたのだ。
主人公たちが何度もループを繰り返してラスボスに挑んだことによりその事実が発覚。
プレイヤーを利用することに良心の呵責を感じていた別の制作者はついに討伐を決意する。
単騎突撃は成功しラスボスを倒してハッピーエンドになるかと思いきや……
なんと突如召喚されたキャルが盾とされ攻撃に失敗。背後から刺されて地に落ちるのであった。

ようやくストーリー全体が繋がった!

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主人公くんを利用していたことについて罪悪感に苛まれるラビリスタ
  • カイザーインサイトの王国簒奪の意図
    • アニコネはペコキャル。今回はペコリーヌが自分は王女ユースティアナだとキャルに告白しようとして躊躇する描写で1話分丸々使われます(そして告白できない)。
    • その裏では着々とストーリーが進行し、なぜ王位簒奪事件が生じたのかの謎が明らかになっていきます。その理由はラスボスでありゲーム世界の創始者のひとりでもあるカイザーインサイトの自キャラが元々壊れていたから。キャラの延命を図るためには魔力が必要であり、シャドーを使って国民から魔力を吸収するのに都合が良いから王国を奪ったことが推測されます。このカイザーインサイトのキャラが壊れていることが判明したのは、何回も主人公くんがループしてデッドエンドを繰り返したから。また度重なるループによりカイザーインサイトのキャラは着実にガタが来ていたのです。数多の絆と引き換えにラスボスを弱体化させていったとも言えるでしょう。すなわち今こそラスボスを討伐する時!
    • ゲーム制作者は複数おり主人公くんのバックにいるのはラビリスタ。彼女は主人公くんに犠牲を強い、絆を踏みにじり、利用していることに心を痛めていました。カイザーインサイトの弱点が分かったからには自らが倒しに行く!!と、いうことで世界の創始者うしの激しいバトルが繰り広げられます。そしてついにラビリスタ氏の刃がカイザーインサイト氏に届くのです。ですがここで突如キャルが召喚され、その盾にされてしまいます。キャルは主人公くんの大切なギルドメンバー。ラビリス喃はカイザーインサイトをキャルごと真っ二つにするわけにはいきませんでした。その隙を突かれたラビリスタは背後から刺されて攻撃失敗。ラビリスタがラスボス倒して全て解決したら物語が成り立たないから仕方が無いね!
    • カイザーインサイトがなぜ自キャラを根源的に修復しないのか/できないのかとか、どうしてゲーム内のキャラ達は現実世界と遮断されているのかとか、正妻の草野たちはどうなったのかとか、そういったことが最後まで描かれるのかが気になるところ。残り話数的にカイザーインサイト倒して終わりっぽい?
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1話かけても告白できなかったペコリーヌ
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ラビリスタ、ラスボス撃破に失敗