木崎さん回。明日ちゃんが家に初めて友達を招く話。あと湖で釣り。
第1話において足の爪の匂いを確認する少女として鮮烈な印象を与えた木崎さん。
その存在感は『安達としまむら』のような1対1の百合的関係性を想起させるものでした。
しかし『明日ちゃん』は主人公が全クラスメイトを攻略する形式であり木崎さん回は後回し。
第6話にして初めて、当番回を担うこととなり、主人公との関係性を深めます。
そのきっかけとなるのが、湖での釣りであり、二人で魚釣りに興じるのでした。
お手洗いと着替えのために家に寄ってもらい風呂に入って名前呼びをするに至ります。
個人的に第3話くらいで木崎さん回するかと思ってた
- 初めて家に友達を誘う明日ちゃんの巻
- 辺境で育ったため小学校の時にクラスメイトが誰もいなかった明日ちゃん。私立中学進学を契機に次々と友達を作っていきます。しかしながら視聴者にとって一番インパクトあったのが、足の爪の匂いを嗅ぐ少女：木崎さんだったのではないでしょうか。私はあまりにもその衝撃が大きすぎて『安達としまむら』の如く『アケビと木崎』のような作品になるのかと思ってましたよ。けれどもそんなことはなく、木崎さんが主役になる回はなかなか訪れず、第6話にしてようやく当番回がやってまいりました。これにはテンションもあがるというもの。
- 序盤は明日ちゃんが初めて友達を家に誘うべく、木崎さんにモーションをかけるも、なかなか言い出せない姿が描かれていきます。そんな明日ちゃんがようやく会話の糸口を掴めたのが、木崎さんが読んでいた釣りの本。明日ちゃんが湖でザリガニ釣りをした話をすると、そこから二人で遊ぶ流れになります。この時、木崎さんがこれまでの明日ちゃんのアプローチの意図に気付き、イチャコラするシーンは百合分多めで展開されていきます。指切りを交わすために手でスキンシップを図る場面は是非見て欲しいところ。
- 中盤は魚釣りタイム。1時間も早く来てしまった木崎さんが水になれるため湖に浸かっている所へ明日ちゃん登場。いつものスウェットは卒業し、スカートでおめかし。しかし木崎さんが溺れていると勘違いし一張羅を脱ぎ捨て湖へ突入。下にはスク水を着ていたわけですが脱ぎ散らかされて残った服が情緒深く描かれています。その後二人は仲良く魚釣りに興じ、協力して獲物ゲットに成功。
- 今回脱衣シーン多いなと思っていたら、終盤ではお風呂タイムが発生します。野生児でもある明日ちゃんは、トイレと着替えを申し出る木崎さんに対して草むらを指示するのですが、お嬢様である木崎さんが野外で排泄できるわけもなく、明日ちゃんのお家へGO!イモウト及び母親と邂逅しご挨拶。お風呂を借りる際に木崎さんは当然別々と思っていたのですが、明日ちゃんは何のためらいもなく一緒に入るものと思っており、潔い脱ぎっぷりを披露します。そしてラストは名前呼び。妹も母親も木崎さんのことを江利花と呼び、明日ちゃんは軽い嫉妬。呼び方がそんなに大事か？と思う木崎さんでしたが……車で送ってもらって降りた後、去り行く車に対して呼びかけ、名前呼びを決行するのでした。こうして第6話はまさに『アケビと木崎』を地で行く超百合的ストーリーが展開されたのです。
感想まとめ
