その着せ替え人形は恋をする 第7話「しゅきぴとおうちデートやばっ」の感想・レビュー

ニチアサ系女児アニメ鑑賞会。作中劇なのに専属スタッフがおり声優陣も超豪華!
おジャ魔女セラムンカードキャプターなのはまどマギプリキュアが炸裂するカオスな世界観。
主人公くんは初めて友達の家、しかも女子の部屋に招かれ極度の緊張状態に陥るのだが……
喜多川さんのヲタ部屋を見て感情は沈静化し「いつもの」だと秒で慣れるのであった。
ヲタ女にとって必要なのは語れる相手と趣味の共有。喜多川さんのヲタクムーブをとくと見よ!
喜多川さんは自分の好きな女児アニメを否定せず楽しんでくれる主人公くんにさらに好感度を高める。
さらに手料理を振る舞い、それを美味しそうに食べてくれる姿により完堕ちするのであった。

おうちデートという名の女児アニメ鑑賞会

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コスプレ技術が人形作りに活きる
  • 人形作りの技能を向上させるには様々な世界に触れることが肝要
    • 新キャラ炉利ギャル:乾紗寿叶(ジュジュ様)からコスプレ衣装の制作依頼を受けた主人公くん。衣装制作のためには原作理解が必要だと職人の心意気を見せ、喜多川さんからコンプリートボックスを借りることに。これにはニワカを毛嫌いしていたジュジュ様も惚れ直し。主人公くんと喜多川さんが舐めてコスプレをしていたのではないということをまたまた思い知るのでした。また主人公くんにもコスプレ衣装制作は良い影響を及ぼしており、喜多川さんの化粧をすることで人形制作スキルが向上したと祖父から高評価を得ます。人形作りのためには人形だけ見ていてはいけないとの教えを受け、色々な世界を見るようにとの助言を受けるのでした。まさに喜多川さんは主人公くんにとって変幻自在な「着せ替え人形」!ということでタイトル回収。

 

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作中劇なのにやたらレベルの高い女児アニメ
  • 女児アニメ鑑賞会
    • こうして祖父からの全力後押しを受け、喜多川さんの家へ円盤を取りに行くのですが、これまで根暗陰キャぼっちであった主人公にとって初めての友達の家訪問。しかも異性の個人ルーム。極度の緊張に晒されますが、そこはホレ、ヲタ部屋だから!というギャグ的展開。いつもの喜多川さんであることに納得した主人公は一瞬で緊張が解けるという芸を披露します。個人的にギャルなので汚部屋芸が来るかとも思いましたが、体系的に部屋をレイアウトする系のタイプでした。
    • そしていよいよメインの鑑賞会。無駄に気合の入ったニチアサ系女児アニメタイムの始まり始まり。作中劇なのにも関わらず専属スタッフに超豪華声優陣と凄まじい熱意が感じられます。主人公くんたちの「原作理解を大切にする」という信条を表現するためには、その原作の素晴らしさを演出できなければ陳腐なものになってしまいますが、本作は見事な作りになっています。フラワープリンセス烈!!という名のおジャ魔女セラムンカードキャプターなのはまどマギプリキュア(その他多数)である。

 

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ラッコ鍋構文からの腹ヘリ展開
  • ラッコ鍋構文
    • アニメ鑑賞会に興じる二人でしたが、ここで喜多川さんは主人公くんとおうちデートしていることに感激し、ゴールデンカムイのラッコ鍋構文が挿入され性欲に支配されそうになるのですが、食欲には勝てません。手料理を振る舞うという喜多川さんに対して、以前茶色フードを見せられた主人公くんは若干引き気味。それでもチャーハンは食べられるものに仕上がっており、普段和食しか作らない主人公くんに調味料的な新鮮味を与えるのでした。おうちデートをやったということは、そのうち定番の卒アル鑑賞会も開かれるであろうことは予想でき、そこでギャルになる前の喜多川さんを見ることになり、ギャルになった経緯とかが語られるのかもしれない。

 

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ジュジュ様の妹はデカかった
  • 新たなる新キャラ:ジュジュ様の妹
    • ラストはジュジュ様の妹との邂逅エンド。ニチアサ鑑賞により三面図を仕上げた主人公くんはジュジュ様を圧倒。さらに写真撮影スキルの話になり、ジュジュ様は妹に撮ってもらっていることが判明。ここでも熱意溢れる主人公くんはカメラの技能の伝授を請い、妹ちゃんに会うことに。主人公くんたちはジュジュ様をさらに炉利化したJCだと思っていたら予想に反し、かなりのタッパ。なんと178センチもあるとのこと。よくあるシナリオだと、妹もコスプレ願望を抱いているが自分の身長により引け目を感じており、その悩みを主人公くんが解消して好感度マックスという流れが推測されますが、果たしてどんな展開になるのでしょうか!?

 

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ごめんねチャーハン

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