数多の作品の中から自分の物を選んでもらう。即ち一目惚れさせる尊さを描く話。
ジュジュ様はホラーが苦手にも関わらず廃病院のロケハンで実地を確認しようとする。
そんなジュジュ様の熱意を見た主人公は何故駆け出しの自分に衣装を依頼したのかを問う。
この時のジュジュ様の返答「一目惚れ」が主人公の琴線に触れ好感度を爆上げすることに。
ジュジュ様により主人公は数多の作品から自分のものを選んでもらうことの感激を知るのだ。
それは幼少期に祖父が語った自分の人形を客に選んで貰う事の感動を体感させる物だった。
ジュジュ様の一目惚れが主人公の幼少期における原始体験を刺激する！
- コスプレに熱い思い入れのあるジュジュ様に選んで貰ったことの感激
- 前回、ジュジュ様に心寿ちゃんを紹介された主人公くんと喜多川さん。カメラの話題から人見知りな心寿ちゃんをあっさりオープンハートさせることに成功。廃病院のロケハンに同行することになります。しかしここでアクシデント。なんとジュジュ様はホラーが苦手であり廃病院の雰囲気にビビッてしまうのです。気遣いのできる主人公くんはそれを察するのですが、ジュジュ様はコスプレの舞台なのだからきちんと自分で確認しなければと気概を見せます。そしてジュジュ様が語り出す「魔法少女」への思い入れ。そんなジュジュ様の熱意に触れた主人公くんは、自分よりも技術の高い職人はたくさんいるのに何故自分なんかを選んだのかと問います。ジュジュ様がたくさんの言葉を並べて言うには、要は一目惚れであるとのこと。この言葉により主人公くんは過去を想起します。
- 幼少期の主人公くんは、祖父に雛人形を見せられた時に感激し、人形職人になることを決意しました。その際、祖父は一目惚れ論について語り、たくさんの雛人形の中からお客さんの目をとめることに成功した感激を語ります。時は戻って現代、ジュジュ様が数多の作品の中から主人公の衣装を選んだという事実は、過去に祖父が語った感動を主人公くんに体感させることになります。こうしてジュジュ様の魔法少女衣装を何としてでも作り上げたくなった主人公は、その心意気に応えるべく、思わずジュジュ様の手を握るのです。ジュジュ様はエスカレーター式の女子校育ちであったため、異性との触れあいは皆無。主人公くんとの触れ合いは大興奮であり、手つなぎ処女を奪われたも同然。こうしてジュジュ様ルートの可能性が開かれたのでした。
