その着せ替え人形は恋をする 第11話「俺は今、ラブホテルにいます」の感想・レビュー

デフォルメされた日常系4コマのキャラ衣装をどのように再現するかという話。
喜多川さんはハーフツインのキャラに憧れるが可愛すぎて自分には無理とか言い出す。
それに対して主人公はハーフツインも似合うと肯定してあげてコスをすることが決定。
話数が浅いうちはちゃんとコス衣装を作る描写あったのに次第に捨象されていき残念。
イキナリ衣装は完成されていて、ラブホでのドキドキ撮影会描写がメインとなる。
衣装を作ってる所を面白く表現するのは難しいかもしれないけどそこがウリだったのに。
コスプレ衣装への情熱を描く作品だったのにコスが恋愛描写の一手段になってしまった。

デフォルメキャラの簡略化された衣装を現実で再現するためには

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原作理解とキャラクター「解釈」によるデフォルメキャラの衣装の現実化
  • コス衣装作成者の「解釈」発表会
    • 喜多川さんにより次々と作品を布教されていく主人公。抜きゲー・女児アニメと続いて今回は日常系4コマが題材となります。昼夜逆転した学生ラノベ作家の所にサキュバスが訪れ夜に眠らせようと頑張る話といった内容です。喜多川さんはこのサキュバスのコスをしたいと望むのですが、髪形がハーフツインであるため可愛すぎて自分には無理とか言い出します。いやこれ絶対そんなことないよと言って欲しくて誘ってる流れやんけ。案の定主人公は喜多川さんなら似合うと肯定してあげて好感度をこれまた爆上げしつつ、コス衣装を作成することに。
    • ここでの課題となるのが、日常系4コマなので衣装がデフォルメされて簡略化されており、公式における正式の衣装が分からないということ。それ故、コス衣装作成者には原作理解による「解釈」が求められるのであり、どのように再現するかが問われることになります。主人公は自分でも原作を購入し試行錯誤を重ねていくのですが・・・な、なんとコス衣装作成パートが丸々捨象されちゃった☆なんでー!?この作品って主人公がコス衣装作成するところがウリだったはずなのに・・・
    • で、衣装が完成したので早速撮影会。作品の雰囲気と合致するので予約したスタジオはラブホだったというオチ。一応、コス衣装についてもちょろっと触れられ、作成者ごとに衣装の「解釈」は異なり、だからこそ同じキャラの同じ衣装でも差異性が生じ、それが楽しいのだと語られます。(主人公は原作のサキュバスキャラをカワイイ系であると解釈し一口に淫魔と言っても妖艶な感じではなくフリルをあしらった衣装として顕現させるが、それが原作と合っているかどうかで苦悩するムーブが入る)。
    • それはさておき、やはりメインは撮影会。嬉し恥ずかしドキドキ撮影会をする二人を眺めることが主眼となります。最初は躊躇していた主人公ですが、原作にドはまりしたこともあり、再現して欲しい構図がいっぱい→→次々と喜多川さんをカメラにおさめていきます。そして子守唄を歌ってもらうシーンでは喜多川さんに騎乗位してもらい下からのアングルで撮影することに成功しご満悦。しかし我に返ると凄まじいポーズでいることに驚き、思わず下半身が反応。すぐに降りてもらおうとするも腹を掴んで押し付ける結果になってしまいます。健全な作品なので寸止めで終わるのですが、明らかに喜多川さんは秘所を濡らしていたのでした。
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撮影会における原作シーン再現
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撮影会をしていたら騎乗位をしていたでござるの巻
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我に返り恥ずかしがる喜多川さんの図

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