ウマ娘「スイープトウショウ」シナリオの感想・レビュー

ワガママで自分勝手な躾のなっていないメスガキを粘り強く指導していく話。
他人の助言を聞くことが出来ず自分が気持ちよくなることだけが全てのメスガキ。
しかしその才能は一級品でありノセてあげれば結果を出せる能力を持っていた。
主人公はそんなスイーピーに魅了され専属となるがワガママ放題な小娘に手を焼く。
それでもトレーナーの使い魔としての献身は徐々にスイーピーに伝わり信頼を勝ち得る。
頓智を使って全てを魔法に結び付け、スイーピーをノセていくトレーナーの手腕が光る。

スイープトウショウのキャラクター表現とフラグ生成過程

ウマ娘版『ゼロの使い魔
  • 我儘で自分勝手であり放っておいたら誰からも相手にされなくなりそうなクソガキを手練手管で丸め込め!
    • スイープトウショウは一言で言うならクソガキ。才能はありますが人の言うことなど聞かず、イヤだイヤだの一点張り。自分の感情を言語で表現することができません。もう最初からシナリオを読むのをやめたくなりますね!『乙嫁語り』だったら鉄拳制裁されそうな勢いですが、スイーピーのパパはワガママな娘に強く出られません。スイーピーはろくな躾を受けずにこれまできてしまいました。
    • そんなスイーピーに改善の兆しを与えたのはグランマであり、上手くスイーピーをノセながら才能を引き出してきます。スイーピーの指導に当たっては彼女をノセてあげることが重要!トレーナーは魔法を否定せず寧ろ積極的に魔法と結びつけることによってスイーピーを御していきます。スイーピーが宿題をやらなかったら、スピードアップの魔法と称してスイーピーをノセるトレーナーさん。
    • しかしスイーピーに言うことを聞いて頂くためには、信頼関係の構築が必要。トレーナーはスイーピーのワガママを叶えるために獅子奮迅の努力をします。それを目の当たりにしたスイーピーはトレーナーの献身を感じ、徐々にオープンハートしていきます。ワガママ放題であるスイーピーは、もしトレーナーさんがいなかったら切って捨てられて終わりだったことでしょう。そんな気性難のスイーピーに使い魔呼ばわりされながら一生懸命支えてくれた……過去にも未来にもそんな人はもう二度と出て来ないでしょう。スイーピーはツンデレかましながらトレーナーのために手作りドリンクを振る舞うのでした。
自分勝手でワガママな少女に対する粘り強い指導
デレ化するスイープトウショウの図
ツンデレするスイープトウショウ

時代はキタスイ