めざせポケモンマスター 第1話「俺に向かって10万ボルトだ!」の感想・レビュー

ポケモンバトルで世界王者になったサトシさんがポケモンマスター目指して世界を流浪する話。
懐古厨狂喜乱舞。冒頭からめざせポケモンマスターの曲が流れると共に初代御三家や名シーンが蘇る。
第1話はスーパーマサラ人サトシが存分に描かれ「俺に向かって10万ボルト」がバトルの要となる。
ラティアスとサトシはロケット団の罠にかかるのだが、それを破壊するため自分を攻撃させたのである。
過去ポケたちも出まくりで、オンバーンドンファンジュカインブイゼルが登場する。
エンディングも初代でありピカチュウモンスターボールをリフティングするやつが流れる。

懐古厨狂喜乱舞の一方で、本当にサトシさんとピカチュウの冒険終わるんだなぁとしみじみ

今まで旅した仲間たちは泣ける
  • サトシさんってまる子やサザエやしんちゃんやドラえもんのような存在かと思ってたわ
    • サトシさんってポケモンの新作が出るたびに延々と新たな地方をピカチュウと旅するものだと思ってた。しかしついにポケモンバトルで世界一になってしまい、ついに最終章に突入とのこと。テレビをつければサトシさんがいたという時代が終わりを告げようとしているのである。そんなわけで幼少の頃、胸をときめかせてアニポケを見ていた身とすれば、サトシさんの最後の冒険くらいは見届けねばなるまいて。
    • そんなわけで最終章を見始めたわけだが、のっけから懐古厨向けのファンサービス。OPはなんとめざせポケモンマスターですよ!初代御三家がいて、バタフリーとの別れが合って、雪山でビバークして、かつて旅した仲間の写真が映し出される。さらにはベストバトルとなったダイパのシンジ戦のゴウカザルやXY&Zのサトシゲッコウガも登場するなど本当に総決算と言う感じ。
    • 内容としてはバトルでは頂点を極めたサトシさんがポケモンマスターを目指して世界を流浪する。一々ポケモン図鑑を開かなくともちゃんと野生のポケモンを識別できるところに成長のあかしが感じられるね。そしてスーパーマサラ人っぷりも健在で木の蔓でターザンしたり、コクーン(10㎏)抱きかかえてそのままスピアー(29㎏)に進化させたりとまさに超人。シナリオの核となるのはかつて散々行われたロケット団との攻防戦。今回は2回もあって1回目はピカチュウが捕縛されるが他のポケモンたちを使って解放、2回目は傷ついたラティアスを介抱していたのだがそこを襲われてしまう。ラティアスと言ったら劇場版でサトシに恋してチューした個体が想起されるが、残念ながら彼女じゃなかった。で、その別個体のラティアスは傷ついて人間不信になっていたが、自分のために身体を張るサトシさんに絆されていく。サトシさんはラティアスと共に罠にかかってしまい、冷凍ガスで寒さに凍えることになるのだが……なんとラティアスに当らないように罠を破壊するために、「俺に向かって10万ボルト」を指示するのである。サトシさんのタフネスを見てラティアスは思わずトゥンクし、人間不信だったのにサトシさんを助ける。最後は頭を下げて去っていくのだが、いつまでもストーカーのようにサトシさんを見つめるラティアスなのであった。
    • 最後のエンディングでもこれまた懐古厨狂喜乱舞。なんと当時の映像と音声のままでひゃくごじゅういちのテーマ?が流れるのである。あのピカチュウモンスターボールをリフティングしながらオーキド博士が高らかに歌い上げるのである。オーキド博士の声ってやっぱりこれだよね。しかも次回予告でカスミ登場。本当にどんだけオッサン向けやねん。中年の皆さまは是非懐古に浸りましょう!
OPでめざせポケモンマスターと共に初代御三家が登場!
初代名シーンバタフリーの別れ・雪山でビバーク
アニポケ屈指の名バトル・猛火ゴウカザル&サトシゲッコウガ
スーパーマサラ人サトシ
ラティアスを治療するサトシ(劇場版とは別個体)
俺に向かって10万ボルト!!
別れたかと思いきやサトシをストーカーするラティアス
エンディングもまさかの初代。映像・音声そのまま
次回はカスミ戦です

参照