めざせポケモンマスター 第9話「アーボとドガースはどこへ行ったのか」の感想・レビュー

ロケット団ポケモンと言われて思い出すのはアーボとドガースなんだが彼らは今どこに?
一時期のアニポケは勧善懲悪パターンが多く、水戸黄門のような展開ばかりであった。
旅の途中→問題発生→ロケット団の襲撃→問題解決→お涙頂戴って感じのシナリオ構造をしていた。
そんなロケット団だが話数稼ぎの為か次第にムサシやコジロウのキャラの掘り下げまでされていった。
富裕階層出身のコジロウとガーディーの友情の話には泣いた。
そんなロケット団だが今までの各地方で使っていたポケモンを大集合させ襲い掛かるも敗北。
旧アニポケ終了とサトシ卒業が迫る中、ロケット団まで解散してしまうのか!?

アーボとドガースは鳴き声も愛着があった

ロケット団と言えばアーボとドガース
  • まさかのロケット団解散!?
    • 今回はロケット団の過去ポケが勢揃いしてサトシたちに襲い掛かってくる。世代によってロケット団が使うポケモンのイメージはかなり異なるかもしれないが、幼少の頃の記憶に縛られる身からすると、アーボとドガースなんだよなぁ。けど、彼らがいつリストラされたのか、よく知らない。彼らはどこへ行ってしまったのか……。閑話休題。そんなわけで、今回はコジロウが作戦立案をし、マネネの演技でサトシたち一行を分断させることに。マネネが改心したフリをしてジュンサーさんのとこに逃げ込もうとしているのをロケット団の皆さんが妨害しようとしているという設定。コジロウ仕込みのマネネ迫真の演技は功を奏し、サトシたちを騙すことに成功する。ロケット団は戦力を逐次投入。タケシ、カスミ、サトシは順番に「ここは俺に任せて先に行け」展開を3回繰り返し、最後にピカチュウだけが残る。誘い込まれたピカチュウマネネは羽交い絞めにし、ロケット団に絶大なチャンスが訪れる。だがいつものようにあと一歩の所で捕縛に失敗。結局は総力戦となり奮戦するも、お約束のように敗北して吹き飛ばされてしまうのであった。反省会では失敗の理由をお互いに擦り付け合うこととなり、その関係性も潮時だと結論することになる。25年以上もピカチュウを捕まえられずにきたと思うと感慨深くなるね。本当にロケット団は解散してしまうのか!?といったところで次回に続いた。
    • 一方でサトシたちサイド。これまでステルス機能でストーカーしていたラティアスがついに姿を見せる。ラティアスが念能力でサトシたちに見せたのは兄のラティオスが工場っぽい何かの施設で実験台となり苦しんでいる姿であった。もしかしてこれがロケット団の施設であり、ムサシやコジロウたちはサトシに協力してくれて、解散も無かったことになる展開なんじゃないかしらね?サトシ引退まであと残り2話。人間不信のラティオスを救ってその関係性を回復させることで、ポケモンと人との絆を繋ぐことこそがポケモンマスターなんだ!とかいうオチになりそう。ラストは、「じゃあサトシはもう既にポケモンマスターになっていたんだね!」展開になり、これからもポケモンマスターとしての旅を続けるぞ!とエンディングを迎えそう。
これまでのロケット団ポケモン大集合!
コジロウの企画によるマネネ大作戦
失敗の原因を巡って口論になり解散の危機