ブルーアーカイブ「阿慈谷ヒフミ」絆ストーリーの感想・レビュー

自分が平凡であると思い込み、それを気にしているキモカゆるキャラが好きな少女の話。
個性豊かなトリニティの中で自分を平凡だと思うヒフミはアイデンティティの確立に悩む。
その代償行為として強烈なキャラ設定を持つキモカゆるキャラに想いを抱くようになる。
だがそのキモカゆるキャラは世間一般にはウケておらずヒフミの趣味は受け入れられなかった。
個性を出したいけれども自分の好きな物を語ると周囲の枠からはみだしてしまう。
そんなアンビバレンツな想いを抱く思春期少女に共感を示せばフラグは成立する。
それはそれとしてヒフミは平然と先生と相合傘をしたり散歩デートしたり水着デートしたりする。

阿慈谷ヒフミのキャラクター表現とフラグ生成過程

ヒフミがキモカゆるキャラが好きな理由
  • 自分の事を平凡だと自称しそれをコンプレックスにするが結果として非凡となる少女
    • 個性豊かな生徒たちが集うトリニティ学園。そのような中で阿慈谷ヒフミは自分が平凡だと思い込み、それをコンプレックスに感じていた。彼女が縋ったのはペロロ様を筆頭とするモモフレンズというキモカゆるキャラ。このゆるキャラ群は異彩を放っており、ヒフミにとって何よりも欲しい個性が感じられたのである。こうしてヒフミはぺロログッズ集めを趣味とするようになるのだが、このコンテンツは一般人にはウケないものであり、ヒフミ自身もキモヲタのような早口マシンガントークになってしまうため、趣味に関しては孤独を感じていたのである。平凡であることにコンプレックスを感じながらも、個性を得ようとするとはみだしてしまうというジレンマに陥っていた。そんなヒフミの趣味を理解してあげればフラグは成立。モモフレンズの話を聞いてあげたり、ぺロロ様のぬいぐるみをクレーンゲームで取ってあげたりして好感度を爆上げさせましょう!ぺロロ様ショーにおいて幼児に混ざって握手しに行くことを躊躇してしまうヒフミの背中を押して、好きである事を肯定する先生の活躍が光る。
    • そんな平凡コンプレックスのヒフミであるが、先生に対しては無意識にグイグイ来る。ぺロログッズを貸してあげたり、相合傘をしたり、お散歩デートをしたりする。特にお散歩後は今度はちゃんと計画を立てて遠くへお出かけがしたいとおねだりしてくるのだ。また水着イベントでは先生に水着を選んで欲しいと誘ってきて、その水着を着て二人で海へと繰り出す。お約束の様に水着が破れてしまうのだが、先生はヒフミのために制服を取りに行く。袋に入れればいいものを剥き出しでもっていたのか先生は検問に引っかかるのであった。後日、水着で洗車を楽しんだ後、さらにまた日光浴をしにきましょうと先生を誘い、一緒に時を過ごすことをナチュラルに想っているのであった。
ヒフミと相合傘
先生に対する好感度を爆上げしていくヒフミ
先生を散歩デートに誘うヒフミ
散歩デートを堪能するヒフミ
水着選び買い物デート
ヒフミと洗車デート

ブルアカ感想まとめ