【感想】ブルーアーカイブ「夏空のウィッシュリスト」(2021.06.30-07.15)

盗んだ戦車で走りだせ!海未経験のアズサのためにヒフミが正実の戦車を盗んで連れて行く話。
正実の実務家ハスミは戦車を貸す代わりに戦闘狂ツルギが海に飢えていたため同行させる。
ついでにマシロにも夏季休暇を与えヒフミ・アズサ・ツルギ・マシロの4人で海に行くことになる。
だが見知らぬ部活のヒフアズとツルマシではばらけてしまうであろうとハスミはtodoリストを作成。
ヒフミは自分だけでこなせる自信が無かったため監督役として先生を呼んで引率をお願いした。
意外にもアズサとマシロが意気投合しツルギは先生がいたので喜んだがヒフミは思うてたんと違う…となる。
しかし海に行くのに戦車で行くぜとか言い出してる時点でヒフミも結構ヤバイ気がする。

補習授業部(ヒフアズ)×正義実現委員会(ツルマシ)の珍道中

戦車で海へ行こうと君は

モカゆるキャラグッズを愛好するヒフミは軍人上がりの親友アズサが海を見たことが無いというので連れて行ってあげることにする。ただし移動手段として何故か戦車に固執していた。そのため正義実現委員会が所有する戦車を無断借用しようとしたので大騒ぎとなってしまう。軍人上がりのアズサはここぞとばかりに実力を出し正実に甚大な被害を与えたのであった。何とかヒフアズを捕らえた正実の実務家ハスミは、彼女らが戦車を盗んだ理由を知ると幹部の息抜きのためにこれを利用しようとする。即ち、正実の特攻隊長ツルギが任務ばかりの毎日にストレスを感じ海に焦がれていたので、ヒフアズと共に海へ行かせようとしたのである。ついでに正義ガールであるマシロも添えられることになり、4人で海へと赴くことになったのであった。
 

ツルギとマシロを一緒に海へ連れて行って貰おうとするハスミ

ハスミは見知らぬヒフアズとツルマシがいきなりは馴染めないであろうとtodoリストを用意していた。ヒフミは自分一人ではそれをこなせる自信が無かったので先生に引率をお願いする。基本的な流れとしては、そのリストに記された砂遊び・スイカ割り・泳ぎの習得・海の家・花火などをこなしていくことになる。だがなぜかいつもチンピラが邪魔しに来るのでそれとの戦闘が挿入される。リストをこなすうちに軍人上がりのアズサは武闘派の気質があるマシロと意気投合していく。特に砂の城作りの際には二人が本気を出しまるで要塞の如き城を構築する。一方で戦闘狂のように思われていたツルギは先生を慕う恋する乙女な側面があるため、先生といられれば満足であった。
 

海を楽しんだ4人

一人ハミってしまうことになったのがヒフミであり(彼女は戦車で海に行こうという発想の持ち主ではあったが)、フツーに海を楽しもうとしていたため、思うてたんと違う……という状態になる。それでも証拠写真(という名の記念撮影)にはヒフミも楽しんでいる様子が先生により撮影されていた。少しフツーとは違った形であり、ツッコミ役を担うこととなったとはいえヒフミも満更では無かったのである。ヒフミは最後までお疲れ様であり、帰路3人が疲れて眠ってしまった中で戦車を運転して送り届けたのであった。事後、先生から報告を受けたハスミはtodoリストなど無かった方が良かったかしらと思うも、先生からリストがあって良かったとその配慮を労われる。皆に尽くしてばかりではなくハスミも一緒に行けたらと誘われ幕を閉じる。

ウィッシュリストはハスミのウィッシュリストでもあったというオチ