フリーレン19話感想「1級魔法使い試験(2)水場絞り込み作戦」

超音速で空を飛び屈強で頑丈な体を持つ魔力探知に敏感な鳥を捕まえろという課題に挑戦中。
フリーレンたちが取った手段は全受験生に喧嘩を吹っ掛けるものであり水場の独占を目論む。
中央の池を凍結させた上、周囲の小さな水場には微弱な魔力を流し、小鳥を追い込んでいく。
魔力を流していない水場には魔力を遮断して気配を消したフリーレンが石のように佇み待ち構える。
作戦は功を奏し鳥を捕まえる魔法を発動して合格条件を満たす。
だが今度は捕らえた小鳥を受験者間で奪い合う、血みどろの対人戦に移行していく。

小鳥を真面目に捕まえようとする受験者、捕まえた鳥を横から奪おうとする受験者

中央の池を凍らせ、周囲の水場に魔力を流し、小鳥を誘導

1級魔法使い試験編は小鳥の捕獲。超音速で空を飛び屈強で頑強な身体を持ち魔力探知に敏感な小鳥をどう捕まえるか。フリーレンは民間魔法である鳥を捕まえる魔法を習得していたが、発動条件が厳しく対象との距離を50センチまで詰めねばならなかった。

そんなわけでフリーレンは短パンとフリフリを率いて壮大な水場絞り込み作戦を実行に移す。鳥との距離を詰めねばならないなら、鳥の方から近づいて貰えばイイジャナイ!ということである。中央にある大きな池を凍らせると、周辺の水場に片っ端から微弱な魔力を流していく。こうして小鳥が使用できる水場を絞り込んでいき、魔力を流していない水場にはフリーレンが魔力を遮断して気配を断ち、無生物と化して待ち構えているという寸法さ。フリーレンの魔力遮断を見てビビる短パンとフリフリ。

彼女らの作戦は功を奏し、見事小鳥を捕まえることに成功するが、他のパーティーに喧嘩を吹っ掛けていたため勿論それは見張られていた。こうして真面目に小鳥を捕獲するフェイズから他のパーティーの小鳥を強奪する対人戦に移行していく。
 
フリーレンたちよりも前に小鳥を捕まえていたフェルンたちも同様であり、一足先に対人戦をけしかけられていた。パーティーは分断されそれぞれが1on1の戦いをすることになり、フェルンは石礫を投擲する女性魔法使いと対峙。フェルンは一般攻撃魔法と防御魔法しか使用せずに立ち回り、おじいちゃんのような戦い方と評される。フリーレンに育てられていれば、そりゃババ臭くもなるわな。フェルンがどのように一般攻撃魔法オンリーで相手を捻じ伏せるのか、フリーレン一行はどう戦うのか。視聴者に楽しみを持たせて次回へ続いた。

鳥を捕まえる魔法
石礫投擲系魔法使いと対峙するフェルン

フリーレン感想まとめ