フリーレン21話感想「1級魔法使い試験(4)宮廷魔法使い(物理で殴り合い)」

デンケンが宮廷魔法使いのトップに立てた所以は最後まで粘り強く足掻いたからという話。
フリーレンパーティーの小鳥を奪うために勝負を仕掛けてきたデンケンパーティー
だがフリーレンの強さは圧倒的。デンケンは人間としては最高峰なのに簡単にあしらわれてしまう。
またフリーレンは結界の解析に成功して破壊。都合よく雨が降っていたため水使いは圧勝した。
こうして返り討ちにあったデンケンたちは魔力切れにもなり窮地に陥るがデンケンは諦めなかった。
他のパーティーを見つけると物理で殴り合いに挑み、みっともなくも小鳥を強奪することに成功した。

デンケン爺さん大活躍の巻き!

デンケンの尻を踏みリンチを行うフリーレン様

今回の主役はデンケン爺さん。人間としては最高峰の宮廷魔法使いの老練な技量を持ち、その実力も高い。魔法使いとしての素質に関しても、探究している時が一番楽しいという思想を持ち、フリーレンの気にいるものであった。だがデンケンをもってしてもフリーレンの前には児戯にも等しく、メラゾロスやサギッタ・ルーミニスまで弾かれてしまう。フリーレンに対して何も出来ないままデンケンは魔力切れ。フリーレンはデンケンをリンチし小鳥を奪っていった少女を脅す。心優しいデンケンの仲間の少女は爺さんを助けようとしたため小鳥を奪い返されてしまうのであった。一方フリーレンの仲間である氷使いのフリフリと水使いの短パンは、フリーレンが結界を破壊してくれたことで水を使えるようになり圧勝した。

こうして敗北したデンケンパーティーだが、ここからが見所である。デンケンは諦めかける仲間達を鼓舞すると、宮廷魔法使いは最後まで見苦しくも足掻くのだと激励。小鳥を持っている別のパーティーを見つけて再び襲撃を試みる。だがデンケン一行の誰一人魔力が残っている者はいなかった。では一体どうするのだ!?と視聴者に関心を持たせたところで、デンケンは殴り合いを仕掛けるのだ。宮廷魔法使いの、しかも爺さんが、魔法礼装を解いて肉弾戦を仕掛ける様はまさに圧巻!レベルを上げて物理で殴れば良いを実践し、小鳥を奪うことに成功。一次試験を無事突破した。

最後は出番が無かったシュタルクが久しぶりに登場。シュタルクを束縛しがちな女フェルンから解放され、夜更かしや居酒屋を楽しむ様子が描かれる。女の尻に敷かれているシュタルクにバーのマスターが同情し、シュタルクオチでエンドとなった。

宮廷魔法使いとして殴り合いを挑むデンケン
デンケンに包帯を巻いてあげる少女(かわいい)