フリーレン18話感想「1級魔法使い試験(1)即席パーティーで高速移動する頑強な小鳥を捕まえろ!」

北部高原を渡るには1級魔法使いの同行が必要であるため資格取得を目指す話(お使いRPG要素)。
1級魔法使い試験の内容は所謂落ち物探しであり即席パーティーで小鳥を捕縛すれば勝利条件達成。
フリーレンとフェルンは当然の如く別パーティーとなり今回はフリーレンサイドが描写された。
フリーレンの仲間は幼馴染同士の2人で魔法学校も同じであったが喧嘩ばかりしていた困ったちゃん達。
だからこそ熟練した老魔法使いのような魔力と評されたフリーレンと組まされたのかもしれない。
フリーレンは困ったちゃんたちに手を焼きながらも次第にパーティーの導き手となっていく。
そんな中、フリーレンの助けが無ければ命を落としそうだった短パン少女の人物像の掘り下げが行われた。

シュタフェルパーティー解体!即席パーティーで試験突破を目指すフリーレン

フェルン巨峰ネタ

今回から1級魔法使い試験編開始。パーティーが解体されるので、まずはその前に十分にフリフェルが描かれる。フリーレンのババア弄りネタ、フェルンの巨峰ネタでギャグを挟みつつ、聖杖の証で種族間寿命ネタに触れしんみりさせる。人間の魔法管理協会は長寿のフリーレンにとってはコロコロと変わるものであり、その評価規準も時代ごとに異なるため、かつてフリーレンが手にした聖杖の証が全く通じないものとなっていた。と、いうかヒンメル時代にも通じなかったんかい!フェルン時代にはすっかり諦念していたが、ヒンメル時代には自己のプライドの一種となっていたようで自慢した際に知らないと言われたフリーレンのショックは大きかった。だがヒンメルはいつものように歯の浮くようなフリーレンキラーの台詞を吐き、資格などなくてもフリーレンがすごい魔法使いだと知っているとフォローを入れるのである。フリーレンはヒンメルにツンデレな態度を取っていたが、この言葉はフリーレンを慰めたのであろう。ヒンメルと同じ台詞を偶然にもフェルンが述べた際、フリーレンは嬉しくなって弟子の頭を撫でるのであった。聖杖の証は博学なジジイ系魔法使いには認められることになり、無事に無資格であったフリーレンも1級試験の受験が認められた。こうしてフリーレンとフェルンの修行タイムとなり今回のシュタルク寝てばかりいた。
 

フリーレンの即席パーティーは短パンとフリフリ

修行描写はダイジェストで流され、いよいよ試験へと突入。フリーレンはテンポが良くてイイよね。試験内容は即席パーティー3人組を作り小鳥を捕まえるというもの。今回はフリーレンのパーティーに焦点が当てられた。フリーレンの仲間となったのは元気系お嬢様育ち短パンと粗雑系野性育ちフリフリの2人。彼女たちは幼馴染で学校も同卒だと言うのだが、喧嘩ばかりでフリーレンの言うことをちっとも聞こうとはしなかった。だが幾度かの失敗を経てフリーレンの指示を聞くようになっていき、さらに短パン少女の人物像の掘り下げが行われた。フリーレンが空には注意と言っていたにも関わらず猛鳥に襲われ死にかける短パン。彼女はフリーレンに助けられた後、自分の過去を語り始める。彼女は元気系短パンだが実はお嬢育ちでありパパやママから甘やかされて育ったため、ここぞという時に尻込みしてしまうビビり屋の臆病者であった。そんな短パンをいつも叱咤激励してくれていたのが粗雑系フリフリであり、飛行魔法訓練でのやり取りが描写され二人は本当は仲良しであることが明かされる。じゃあ何で喧嘩ばっかしてんのさ?という視聴者の疑問はさておき、短パンは試験ターゲットの小鳥を捕まえる方法を思いついたらしく次回へ続いた。

聖杖の証ネタで種族間寿命格差に触れしんみり&ほっこりをさせる

フリーレン感想まとめ