フェルンチームに惨敗したヴィアベルが魔力切れとなったエーレをおんぶする話。
魔法学校主席のエーレであったが圧倒的な魔力量を誇るフェルンに一般攻撃魔法のみで力負け。
魔法隊長ヴィアベルは変態女ユーベルを追い詰めるが時間かけすぎてフェルンが助けにきたので撤退。
フェルンは合理的なヴィアベルを諦めさせるため、しれっとエーレを殺したと嘘をつき頭脳戦で勝利。
エーレは魔力切れを起こしているだけであり、ヴィアベルにおんぶをせがむのであった。
ヴィアベルにおぶわれながらエーレは自分が魔法使いを目指した始原的理由がヴィアベルへの憧れと告白。
それに対しヴィアベルは幼少期に惚れた女の幻影に突き動かされながら北部で奮闘してきた過去を語る。
ヴィアベルにエーレがおんぶをねだり、二人が過去話をする場面がみどころ
今回のお話は対人戦。色々なキャラがゴチャゴチャいっぱいだったが、見所は北部魔法隊長ヴィアベルと魔法学校主席エーレのおに炉利もの。小鳥を創意工夫して捕まえるのではなく、捕まえたチームから奪うという対人戦に移行。フェルンは魔術学校主席のエーレと戦うも余裕の勝利。魔力量と手数の多さと云う圧倒的なステータスに物を言わせ一般攻撃魔法だけで押し切った。一方でフェルンチームの仲間である変態女は北部魔法隊長ヴィアベルと戦うことになる。ヴィアベルは必要ならば殺しを躊躇わないとか言いつつも、必要でない殺しには躊躇いまくっており、殺してもいいという理由付けをするために、饒舌にペラペラとおしゃべりタイム。そうこうするうちに戦闘に勝利したフェルンが援護に来てしまい2対1に。しかもフェルンはしれっとエーレを殺したと述べヴィアベルの戦う理由を無くして戦闘を終了させた。勿論フェルンはエーレを殺してなどおらず、魔力切れを起こしたエーレは伸びているだけであった。エーレは身体を動かすことができずヴィアベルにおんぶをねだる。ここでおんぶをしながら二人が過去語りをし、蜜月を深めるところが今回のクライマックスだと言えよう。エーレは自分が魔法使いを目指したきっかけが幼少期にヴィアベルに助けて貰ったことだと告白しヴィアベルに甘えて来る。そんなエーレに対しオッサンであるヴィアベルは自分が魔法隊長にまで登り詰めた理由として幼少期に惚れた女と交わした約束の幻影に縛られていることを述べる。エーレがヴィアベルを落とすには過去の女を乗り越える必要があるというワケ。必要ならば殺しをする(=必要無ければ殺せない)というオッサンをエーレは癒し、結ばれることができるのか!?ちなみにフェルンチームに敗北したヴィアベルたちであったが、御都合主義展開が発動し、運よく小鳥が目の前に現れ捕まえることができた。