リコポケ35話「リコの学校の課題レポートという体裁でフリード博士とキャップの関係性を描く話」

サトピカのオマージュ。「相手を無条件に信頼しているからこそ何かイイ感じにいく」のフリキャプ版。
リコは学校の課題で「トレポケ間の理想の絆」というレポートを出され、フリキャプを題材に定める。
そんな折、路銀が尽きたので金策をすることになり、フリードは迷子のポケモン探しを引き受ける。
これにリコはついていき、二人の間の絆を観察することにするが、フリキャプは喧嘩してばかり。
迷子ポケモンを密猟したハンターとのバトルでも二人は喧嘩したためリコは呆れて観察対象も変える。
だが喧嘩はブラフでありお互いが何か思惑があると分かっていたからこそノリで行動しただけだった。
それがなんかイイ感じに上手く行く「無条件信頼」という絆が示されリコは課題でそれを発表した。

サトピカでやった無条件信頼をフリキャプでもやった話

課題レポート「トレポケ間の理想の絆」の題材としてフリキャプを選んだが二人は喧嘩ばかり

サトピカでの無条件信頼というとXYZのギルガルド戦が印象的。ピカチュウが木片を投げつけてギルガルドが盾形態になるのを防いで勝利したのだが、サトシは何かピカチュウならできちゃうとかいうような感じの台詞を述べるのである。お互いを信じているからこそなんかイイ感じに結果として上手く行くというやつ。それをフリキャプでもやるのだ。シナリオの描き方としてはリコがレポート課題で「トレポケ間の理想の絆」というテーマを与えられ、その題材としてフリキャプを選んだという体裁。路銀が尽きたため金策の一環として迷子ポケモン探しを引き受けたフリキャプにリコはついていき、二人を観察しようとしたのである。だがフリキャプは喧嘩ばかり。迷子ポケモンを密猟していたハンターとのバトルでも二人は喧嘩し、リコにバトルを丸投げする。呆れ果てたリコはフリードを見限りレポートの題材も変えることを決意。自分がなんとかしなくっちゃとバトルを引き受け奮戦する。だがそれはフリードの策略であり、リコを戦わせることでキャップが策を実行するまでの時間を稼いでいたのであった。喧嘩はブラフでありお互いがお互いを信じていたからこそ、ノリで喧嘩のフリをしていたとのこと。一瞬の隙を突いたキャップの奇襲は成功し、ハンターたちを蹴散らして見事迷子ポケモンを救出した。クエスト報酬で路銀も調達できたし、リコもレポート課題をフリキャプで書き上げ発表することができた。無条件信頼こそが理想の絆の源泉なのだと。

無条件信頼により結果としてなんかイイ感じに全て上手く行くことを発表するリコ