ブルーアーカイブ「桐生キキョウ」絆ストーリーの感想・レビュー

損得勘定・利害関係のみで先生に接しその優しさを警戒していた少女が無償の愛に触れほだされていく話。
調停委員会の参謀キキョウはクールで理知的、冷静な頭脳派として先生と業務上円滑な関係を築こうとする。
だが我らが先生はその善性を発揮し利害関係抜きで困っている生徒を助けるためキキョウは警戒心を抱く。
しかし本当に先生はお人好しな善人であり見返りを求めなかったのでキキョウは先生を変な人と称する。
先生とキキョウの触れ合いは続き、少しずつ、徐々にではあるが先生がキキョウの心に浸透していく。
ダメ押しとなったのはキキョウが風邪をひいた時であり先生の細やかな看病は彼女の心を打つものであった。
こうして先生にほだされたキキョウは表面的な関係をやめ先生に自分の内面を見せ甘えるようになった。

桐生キキョウのキャラクター表現とフラグ生成過程

好感度ゼロ状態であり博愛主義の先生にうさんくささを感じ警戒するキキョウ
  • 利害関係に基づき先生を利用しようとしていたキキョウが先生に絆されていく姿がかわいい
    • 桐生キキョウは調停員会の参謀役。武力もさるものながら頭脳担当でありクールで理知的なキャラであった。先生との関係も最初はあくまでもビジネス。業務的に円滑な関係を築ければよいという在り方であった。そこには損得勘定と利害関係に基づく公正公平な関係であれば良いという思いのみがった。だが我らが先生はそんなこと全く気にしない。困った生徒がいるならば無償の愛を注ぐ存在なのである。だがそんな人間がいたら警戒するのがフツーであろう。キキョウも同様であり、先生のお節介に対して疑いの目を向ける。だが先生は何ら見返りを求めず一心不乱に家屋の修繕作業を行ってくれるのである。先生のDIYスキルをとくとみよ。最初は先生の好きにすれば良いと放置していたキキョウであったが、その働きっぷりを見て途中から手伝いだし、二人で天井の修理まで終える。キキョウは先生に不信感を抱いていたことを後ろめたく感じ、夕食に手料理を振る舞うと申し出る。無邪気に喜ぶ先生の純真な心に触れ、その人柄に惚れていくのであった。

 

先生がどこまで自分の事を受け容れてくれるのか試してくるキキョウ
  • 警戒するネコのように先生の優しさを試してくるキキョウかわいい
    • キキョウは先生が修繕してくれたことを「借り」に感じたため、それを返しに仕事の手伝いに赴く。この場面でキキョウが先生に甘えられるかどうか試しているシーンが猫っぽくて最高に尊みを感じさせる。キキョウは借りを返すために何でも言うことを聞くと言うのだが、実は先生ならそれを否定してくれるだろうと期待しているのだ。なんと面倒な女であることよ。かわいい。先生はキキョウの性格を見抜いており、ただ押し問答をしても無駄だと思っているため一旦はキキョウの提案を受け入れる。否定を期待していたキキョウはガッカリして先生も他の大人と同じかと不満を抱く。だがそこへ先生の詭弁が炸裂☆なんとキキョウを休ませ、日々の疲れを労ってくれるのであった。キキョウは本当に先生が見返りなど求めず自分たちのためになることなら何でもしてくれるのだと知るのだ。

 

キキョウ完堕ちイベント
  • キキョウ完堕ち看病イベント
    • そしてキキョウが完堕ちすることになるのが看病イベント。キキョウは先生との約束をキャンセルしメッセージアプリも打ち間違いが多かったのだが、なんと体調を崩していたのだ。キキョウは弱った所を先生に見られたくないと強がるのだが、体調不良は心も弱くなるもの。これまた先生の詭弁に負けて看病を受け容れる。弱った心身には優しさが沁みるものでありキキョウは先生に心を開くのであった。これまで事務的に接していたキキョウだが先生との関係性を深めるうちにプライベートのことまでさらして甘えるようになる。それを如実に示すのがメモロビであり、先生にお気に入りの本をおススメしたいと呼びつけると、ふんぞり返ったままお茶と掃除を要求する。流石にこの冗談はやりすぎたかと思いかけるキキョウだが、先生は嬉々としてキキョウに尽くす。これを見たキキョウは先生はそういう人物であったと満足し、甘えまくることにしたのであった。こうして最初は先生に警戒心を抱いていたキキョウは先生の人柄に触れるうちに絆されていったのである。別衣装のキャラストで完堕ちしたキキョウがどのように甘々プレイを見せてくれるか楽しみです。

キキョウシナリオ見どころ

先生に手作りの夕飯を振る舞うキキョウ
勝手に期待して、期待通りの返事が無いと曇る女
キキョウ、完堕ちする
先生に甘えられるようになったキキョウ