友人に誘われアイドルになるべく単身来日した北欧少女が、諦念した当該友人を再燃させる話。
リーリヤ√で重視されるのは双方向的コミュニケーション。ライブを観客と作り上げていく意志。
来日したばかりで初心者のリーリヤは能力も高いとは言えず何をしたら良いかすら分からなかった。
だがリーリヤには断固たる決意と強い意志があり、それをPに買われて指導を受けることになった。
リーリヤは歌唱を中心に度胸を伸ばすことが課題となるがPがついたことを同級生からやっかまれる。
そんなリーリヤをPは颯爽と救い、アイドルとは天賦の才を持たなくても良いという持論を展開する。
これこそがアイドルと観客でライブを作り上げるという思想であり、観客の心を動かすことが主題となる。
そのため観衆の前で歌うというレッスンを繰り返していき一方的に歌うのではダメだと気付かせるのだ。
リーリヤは歌と踊りとスマイルで人々の心に訴えついにはアイドルを諦めた友人を再燃させることに成功した。
葛城リーリヤのキャラクター表現とフラグ生成過程
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- 断固たる決意と意志の強さ
- 葛城リーリヤは友人に誘われアイドルになるべく単身来日した北欧少女。だがアイドルとしては初心者であり能力も高くはなく、何をすれば良いのか明確な方針を立てられないまま、ただ闇雲にレッスンを繰り返していた。これでは伸びるはずもない。だがリーリヤには断固たる決意と意志の強さがあった。両親を説得したこと、言葉も通じない異国に乗り込んで来たこと、慣れない環境の中でも孤軍奮闘していること。これらに惹かれたPはリーリヤをプロデュースする決意をする。能力的には凡庸なリーリヤを、ひとまずは歌唱力から伸ばすことにし、明確な方針が見つかったことで徐々にだが力をつけていく。最初は表情も硬かったリーリヤだがアイドルを目指すきっかけともなった尊敬する先輩のスマイルに憧れたことを語るなどして笑顔も増えていく。だがPのレッスンを受けるリーリヤは同級生からやっかまれることもしばしば。なぜ凡庸なリーリヤにPがついたのかと悪質で辛辣なウザ絡みを受けることになる。この現場に介入してリーリヤを救うのもPであり、さらにアイドルになるには能力的には凡庸でもいいと持論を展開していく。
- 度胸を付けろ!観衆と共にライブを作り上げろ!
- Pのアイドル論では観客とアイドルの双方向的なコミュニケーションが大切。ライブに来てくれたお客さんの心を動かすことが何よりも重要だと説く。だが自分に自信の無いリーリヤにとっては度胸をつける必要があった。そのため多くの観衆のいる前で歌うトレーニングを繰り返し、徐々に力をつけていく。この最中、問題となるのがリーリヤをアイドルに誘ってくれた友人の存在について。この人物は紫雲清夏というギャルなのだが、彼女自身はアイドルになることをもう既に諦めてしまっていた。彼女の心に訴えかけたい!その想いが、ライブでファンの心を動かすということに繋がり、パフォーマンスを一方的に観客に提供するだけではない事に気付く。この双方向的コミュニケーションってアイドルだけじゃなく、授業とか講演会でも大切な精神だよなとおもったりなんだり。教員が一方的に話をするのではなく、学生の顔をきちんと見て反応を確認し、適宜質問をしていくというやり方。
- 清夏ルートとアニヲタ設定
- そんなわけでお客さんの心を動かすことを目指したリーリヤのライブは大成功に終わり、見に来てくれていたギャル紫雲清夏のハートに火を付けた。アイドルになることを諦めてしまっていた彼女は、リーリヤのライブを見て、もう一度アイドルを目指す覚悟をしたのである。めでたし、めでたしなのだが、これ清夏ルートの場合、どうやって再びアイドルを目指す決意をするのだろうか。Pが清夏の心に火を付けた場合、リーリヤ√と矛盾が生じてしまうかもしれないのだが。清夏ルート読んで来いってことね。あとリーリヤはアニメヲタクという設定だがコミュにおいて言及がないのが気になった。ノベルゲーにおいてヒロインの趣味などの設定をライターがガン無視することはよくあることだが、追加コンテンツ前提であるソシャゲの場合、これからテーマになることがあるのだろうか。
リーリヤコミュ見どころ
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