【感想】アイドルマスター シンデレラガールズ U149 第12話「明るい時は見えなくて、眠る時に見えるもの、なに?」

会長権限ゴリ押しライブ参加!既存の予定を全てひっくり返しU149が大型ドームライブに出演し夢を叶える話。
アイドル会社においてドームでのサマーライブが決まっていたが、U149は開園時間の都合もあり出演できずにいた。
そんな中、会長が降臨し橘ありすの呟きを拾い上げ、U149をライブに出すことを決定。全ての予定をひっくり返す。
一方米内Pはライブに出られない想いを昇華させるべく子どもたちと共に皆で新曲の歌詞作りに挑んでいた。
ライブに出られることが決まると、この新曲を発表することにし、邁進していくことになる。
会長の鶴の一声による変更で、部長・次長・課長・その他職員はライブの日までてんやわんやの日々を送るハメに。
ライブ直前、観客席に佇む米内Pは偶然会長に自分の想いを語る結果となり、その人物像が評価されるのであった。
ライブ終了後、子どもながらにして夢を叶えてしまった子どもたちに米内Pは新たな夢を語らせ目標設定し直す。
逆に米内Pの夢は何か?と問われた際、皆の夢が自分の夢だと、これからも子どもたちに寄り添う決意をしてエンドとなる。

会長権限でU149大型ドームライブにゴリ押し参加!

会長の鶴の一声で全ての予定をひっくり返しゴリ押ししてU149をドームライブに参加させることに

実質第11話のありすエンドが最終回のようなものであり、今回はその延長戦みたいなもの。会長権限が発動され超ご都合主義的にゴリ押しでドームライブに出演できることになる。今まで散々悪態をついていた部長が呼び出され恐縮しながら直々に命令を受ける描写が悲哀を感じさせる。一方、急遽ライブに参加できるようになったことを知らない米内Pは、ライブに出演できないとされていた子どもたちのモチベーションを高めるために、皆で新曲の歌詞作りを行っていた。そこへ課長から果報がもたらされたため、新曲を引っ提げて、大型ドームライブへ臨むことになる。会長の鶴の一声で全ての予定をひっくり返され、てんやわんやする社員たちよ……。フツーなら上の気まぐれによるしわ寄せが末端に及べばヘイトが高まりそうなものだが、そこはホレ、人徳といやつよ。これまで米内Pが奮闘していたことや、U149が幼いながらに頑張っていたことは周知の事実であり、米内Pとその彼女たちの為なら一肌脱ごうという漢気を見せる。個人的なおススメポイントはやはり志希晴。バックダンサーを務めあげた際に今度はアイドルとしてここまで来たまえと言っていた志希だが、本当にステージに上がってきた晴に対し、わしゃわしゃとするシーンはほんの一瞬ではあるが圧巻である。しきはる好きな人は狂喜乱舞したに違いない。
 

部長・次長・課長が前面的に米内Pを応援。米内P総受け

アイドルたちが新曲に向けて努力する一方で米内Pの掘り下げも行われる。ライブ準備中の観客席で米内Pはある老紳士に出会いそこで想いを語るのだが、それは会長だったというオチ。老紳士(会長)は、周囲が子どもたちに殻を被せようとして大変だったでしょうと労うと、米内Pは束縛ではなく子どもたちを守ろうとしていたことに気付いたと応える。この問答は会長に米内Pの人格や人柄を評価させるものであり将来性を買われることになる。ライブ終了後は、子どもながらにして大型ドームライブへの出演を果たし呆けてしまった子どもたちに次なる目標を与えることが肝要だ。子どもたちの夢を再確認した上で、彼女たちから米内Pの夢を問われると、皆の夢が自分の夢だとこれからも寄り添う意思を示していく。ラストは新キャラも加入し、俺たちの戦いはこれからだ!を思わせる終幕となる。

会長に想いを語る米内P
ドームライブ出演の夢を叶えても俺たちの戦いはこれからだ!

U149感想まとめ