【感想】ブルーアーカイブ「(電脳)新春行進曲」

ゲーム三昧で部屋から出ないハレ・マキ・コタマを見かねたチヒロがデジタルデトックスさせる話。
ハッカー集団ヴェリタス3人衆は元々インドア派だったが年末には拍車をかけヒキコモリと化していた。
そんな彼女たちを見かねた副部長のチヒロは強制的にデジタルデトックスをさせる決意をする。
そんなわけで大晦日にキャンプを行い初の日の出を見る為に登山をすることになる。
引率として呼ばれたのが我らが先生であり電子機器やネットを使えず文句を言うメンバーを宥めていく。
チヒロがお母さん、先生がお父さん、3人衆が子どもたちと言われていたのは言い得て妙である。
最初は乗り気ではなかった3人衆も自然の中で過ごすうちに徐々に前向きに取り組むようになる。
野外での自炊経験や焚火での夜の語らいを経て最後は自らの意志で登山を完遂したいと述べるまでになる。

子どもたちが部屋でゲームばかりしているため野外経験でデジタルデトックスさせようとするお母さん

子どもたちが部屋に籠りゲームばかりしているのでキャンプに連れて行くことにした

今回のイベストのテーマはデジタルデトックス×ゆるキャン△ハッカー集団のヴェリタス3人衆(ハレ・マキ・コタマ)は元々インドア派だったが年末にはゲーム三昧となり部室から出て来なくなってしまう。副部長のチヒロは外勤に出ることが多く部員たちがヒキコモリと化していることに気付けなかった。久しぶりに帰った時には後の祭りであり、このままでは健康に良くないとして強制的にデジタルデトックスをさせることを決意する。大晦日にキャンプを行い登山をして初の日の出を見る計画を立てるのだ。娘たちのために張りきるお母さん役のチヒロだがハレマキコタマは乗り気ではなく、電子機器やネットが使えないことに文句タラタラとなる。それを宥めるのがお父さん役として引率に呼ばれた先生であり、皆を宥めたり励ましたりして頑張ってキャンプさせる。
 

デジタルデトックス

不平不満ばかり言う子どもたちはキャンプにも乗り気ではなく、苦労してテントを張ったり時間を持て余したりで楽しみを見い出せない。エナドリ中毒のハレはカフェインが切れてピクピクしていたし、ハレは洞窟に壁画を描き上げ、コタマは持ち込んでいた小型盗聴器で環境音を録音していた。そんな彼女たちが変わるのがキャンプメシの時。キャンプナイフでの調理は中々難しいものがあり、野菜1個満足に切ることもできないし芋の皮むきにも苦戦。だが苦労して下ごしらえした野菜はチヒロの手によりとても美味しいスープに料理され、皆で舌鼓を打つのであった。そして寝付けないハレやまたもや盗聴を試みていたコタマは夜に焚火で先生と語らい味わい深いひとときを過ごすことになる。
 

思い思いにキャンプ場で過ごす子どもたち

翌朝、初日の出を見る為に登山に赴いたヴェリタス一行だったが、途中で天気が心配になる。初の日の出が見られる可能性は低くなった際、チヒロは部員たちに登山の中止を提案したのだが、なんと部員たちは最後まで登山を完遂したいと述べるのであった。これにはチヒロも感動。これまでは無意味なことはしたくないと利益やメリットにこだわっていた部員たちが、初の日の出が見られないとしても登山をやめない選択をしたのであった。こうして娘たちの成長を喜ぶママ役のチヒロとパパ役の先生。彼らの思いが通じたのか、初日の出もきちんと見ることができた。ラストはマキが描いた壁画が本当の洞窟壁画と勘違いされて大騒ぎ☆というオチになる。さらに人の習慣は簡単には変えられないようで、部員たちは初の日の出を見た後の正月休みは部室に引き籠りゲーム三昧であったという終幕になる。

キャンプメシの経験が子どもたちを成長させる
ヒマリもBBAネタにされがちだが、チヒロもBBA扱いされる
曇りで初日の出が見られないかもしれないが登山を完遂する決意を示す!
初日の出の体験と親の気持ちを理解する子どもたち
結局は正月1週間ゲーム三昧エンド