【感想】僕の心のヤバイやつ 第122話「僕ヤバif~関根萌子ルートでも行けそう」

学歴コンプを克服し劣等意識から脱却した市川が自分のルサンチマンを関根萌子に告白する話。
密室に閉じ込められた山田と市川。市川が助けをもとめた相手はなんと関根萌子。
山田は情動に駆られ市川と肉体的な関係を持ちたいと迫ってくるのだが市川は耐える。
そして言い触らさないもっとも信頼を持てる相手として関根を呼んで助けてもらう。
密室から汗だくで出てきた二人を目撃した関根は本当にヤッたのかと思い何も言えない。
関根は二人の関係性を知り、黙っていられると思う?と半ば切れ気味で述べるのだが……
すかさず市川は関根に対し「思う」と即答し、関根への信頼度がMAXであることを実証する。
また市川は期せずして関根に対し、自分の怨恨を告白し覚悟を示すのである。
市川の決意を知った関根は迷っていた自分も腹を括り、市川と共に受験を頑張ることになった。

市川と関根萌子の受験の契り

関根への信頼を即答する市川に対しトゥンクする

市川は元々中二病気質であったが直接のきっかけは私立中学受験に失敗したことに起因していた。それ故、学歴コンプに陥り劣等意識に苛まれ周囲を見下すために友達も出来ない根暗陰キャぼっちになってしまったのであった。そんな市川だが葛藤したり苦悩したりしながら自分の劣等感と向き合い徐々に成長していく。その中で関根萌子は要所要所で登場し、市川が抱える問題を共有していく。最近では中三に進学したこともあり、高校受験の問題に二人で取り組んでいた。市川は超有名難関進学校でリベンジすることに気後れしており、関根は実兄に比べて親から期待されていないため第一志望を肯定できないでいた。市川は偶々自分が落ちた私立中に受かった小学校時代の友達と再会するのだが、彼は見下したりなどせず友人だった時の様に接してくれたのである。市川は自分を見下していたのが自分であったことに気付かされ精神的に成長、超難関有名私立高校の受験の覚悟を決める。市川はその心情を関根に対して誠実に語り、一緒に頑張ってくれないかと誘うのである。これもう告白やんけ!市川の決意を見た関根も迷っていた背中を押され私大付属校の受験の覚悟を決める。こうして二人は夏休みにおいて一緒に受験勉強をすることになったのであった。市川と萌子の友情というか信頼関係って良いよね!

関根に超有名難関私立高校を受ける決意を述べる市川
市川、関根と共に受験戦争を戦う契りを交わす!

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