【感想】僕ヤバ135話「市川ハーレムにおけるバヤシコ参戦フラグについて~市川の中に男性像を見い出していた小林~」

僕ヤバ夏合宿編では萌子や関根が市川に好意を持っていることが示されたが、ついに小林も動く!
山田が萌子と喧嘩した時に真っ先に市川が山田のケアに向かったことに対して好感度が爆上げとなる。
山田は小林の弟たちがよく市川に懐いて?いることや小林が市川の中に夫を見い出してことに警戒する。
物語的な流れとはいえフラグ構築後は山田が他の女(というか親友)に対して嫉妬しまくる様子が激しい。
そんな山田の心の揺れ動きは、姉友からは青春とは心の痛みであると評されることになる。
それはそれとして早大に受験で現役合格する姉たちは青春を勉学に捧げていたことが暗示される。

市川ハーレム、ついに純朴であったバヤシコも加わりそうな匂いが漂う!

市川ハーレムにバヤシコも参戦!

山田と関根萌子の対立が無事に解消されたが、一難去ってまた一難。なんと別荘へ帰ると勉強を教えてくれるはずの早大生たちがもう既に酔っぱらっていた。酒をエナドリで割りシャーペンでかき混ぜるなどの横暴を見せるも、受験戦争に勝ち抜いた実力はさるものであり、アルコールが入っていても分かりやすく丁寧に教えてくれるのであった。

一方で受験とか関係ない推薦組の山田・吉田・小林の3人は鎌倉に遊びに出かける。だがここでついに今まで純朴で恋愛に疎かった小林が動き出すのである。小林は体育会系でバスケに打ち込んできたため性知識に疎かったのである。そんな小林が部活を引退して時間が出来れば異性に関心を持つのは必然と言える。小林の一番身近にいる男子は市川。しかも小林の弟たちと良好な関係を築いていたし、朝食を準備した市川にはお父さんみたいと男性像を見い出していた。それをフラッシュバックさせた山田は、ついに小林にまで嫉妬の感情を向けるのである。すっかり市川への独占欲に駆られる描写が多くなってしまった山田よ……。

花火の時も関根萌子と市川が仲睦まじく線香花火をしながら共通の話題(受験英語)を語り合う姿を見て、山田はその中に入っていけず寂しい思いをするのであった。そんな市川ハーレムを見ていた市川の姉友は青春とは心の痛みだと評するのである。こうして青春の甘酸っぱさが演出されイイハナシダナーと終わるかと思いきや、受験勉強夜の部が待っていた。受験勉強は1日15時間やるのが普通であると述べ、アル中酔いどれでも受験戦争に勝ち抜いてきた歴戦の勇者みを見せる。ここが内部進学組や推薦組と違う受験組の強さだよなぁと物語は幕を閉じる。

おねえの受験勉強時代
受験勉強は1日15時間するのが普通

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